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《日記》8月9〜10日

8月9日
眠い。夜泣きいつおわるんだ。
朝ご飯は作り置いてた茹で卵とバナナ様のおかげで、何も作らずに済んだ。夫の昼のおにぎりもサボリ、だらだらと起きた。

夫の機嫌が悪そうだ。ん。なんかしたかな。朝ごはん作らなかったから機嫌が悪くなるような人ではない。
息子には笑った顔を向けるけど、むすっとしたまま「じゃあ、行ってくるね」と玄関のペットゲートを抜け、こちらに手を振ってきた。
おい。おいおい。
いや、「は?」みたいな顔してるけど。
あんた何も持ってないぞ。何も。
鞄も、スマホも、腕時計も眼鏡ケースも、全部リビングにある。

慌てて取りに来て、持ってた鍵をキッチンカウンターに置いて、諸々を取り、鞄に入れて、今度はその鍵を忘れていた。

後からLINEで話したら、疲れているのと、仕事行きたくないのと、最近わたしのお見送りが雑だったのが辛かったらしい。顔も見てくれなかったと。
身に覚えが、ある。あるある。
最近ほんとうに眠れていなかったので、毎朝HPがギリギリだった。
夫は夫で毎朝寝坊してて、担当する家事をやってくれてなかったりするので、私はそこにもイライラしていた。
でも見送りってそんなに大事だったんだな。反省した。

息子とはテーブルの周りをよく走り回った。私も、たぶん息子も、音楽をかけて歌いながら走るのが好き。
手には必ずブラシを持っている。ボトルを洗う用のブラシで、時にワイパーになり、時に高所作業員の仕事道具になるのだ。それを振り回しつつ、たまにどこか壁などが無事であるか、故障などが無いか、突いたりして検査しつつ、走る。

夜、地震があった。警戒していたので余計に怖かった。
1階では夫と息子が遊んでいて、息子は怖がっていたそうだ。夫がいる時間でよかった。

2階で寝る支度をしていた私は慌てて寝室のドアを開けた。
うめちゃんが凄い勢いで駆け上がってきたところだった。
尻尾はモウモウにボリュームアップし、慌て過ぎて、コントのように足を滑らせながら、夫の寝室に走り去った。彼女はヌーのように走る。

ぐうもいた。ぐうは地震前から階段をあがった所でくつろいでいた。
多分だけど地震自体はそこまで怖がっていなかったのではないか……ただ、そこに血相を変えたうめちゃんが突進してきたものだから、何事かと、目をまん丸にして変な体勢でフリーズしていた。
更にそこへ、すごい剣幕のわたしが慌ててドアを開け登場したものだから
「あ、お、お、おまえ何か、いやなこと、するんか!!(投薬や病院など)」
と、同じく夫の寝室へすっ飛んで行った。

揺れたね、こわかったよねえ〜と私もそちらへ行こうとすると、途中でこちらを振り返り、「捕まるものか!!!!」とスピードを上げ去って行った。彼は今朝病院に連れていかれたばかりなのでその辺の警戒心がキレキレなのだった。

こんな時にあれだけど猫おもしろすぎる。
四六時中おもろい。後から夫と笑って話した。

でも当時はそんなこと悠長に思ってる余裕は無くて、結構怖かった。私のところは震度3だったらしいけど、もう少し強かったように感じた。

「久しぶりに錠剤を飲みました ちゅーるで流し込むのです ちゅーるのためなら素直に飲むえらい猫です」
走る高所作業員
しばらくは廊下に猫バックを広げておくことにした。

あー寝るのやだなー。自由時間が足りない。
しかし夜泣きに負けてられないので、寝よ。

8月10日

夜中のわたし。今日も今日とて。
2匹で並んで人間たちを見ている


いかん。トイトレでまたイライラしてしまった。もう一旦やめようと思ってたのに。
ちょっとだけ帰省があるので、それが終わったらまたやるつもりなんだ。それまでやらない。やらないからな。
抱っこ抱っこも疲れたー。全然歩かないし家の中でもすぐ抱っこだー。体調悪いのかと思うほどだけど毎日これだから違うんだろう。無理なときは無理なので断って泣かせておくんだけど、本当絶望したように泣く。なんか私の接し方が良くないんだろうか。腕痛い。

鯖水煮缶を玉葱と茄子をケチャップで煮るだけのやつが美味しくてよく作る。

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