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カレーと植物日記

8/17 土
付き合ってはいけない男の「3C」というものがあるらしく、それはクリエイター、カメラマン、カレーをスパイスから作る男だという。男じゃないけど2つ当てはまっている私はどうしたらいいのだろう。
何を隠そう私はカレーをスパイスからつくることが好きだ。おそらくもう15回以上は作っているし、結構上手な自信がある。レシピ通りに作ってるだけなのに凝った料理をつくれる達成感と案外簡単に自分の好きなものをつくり食べられることへの喜びがクセになっている。

私のカレーでもっと多くの人を喜ばせたいという謎のモチベと、親孝行したいという想いからこの日は実家で家族にカレーを振る舞った。
普段は2人分だからその倍以上作るというだけでも緊張。時間はかかりつつ無事に完成して食べてもらい、全員から「美味しい!」のひとことをいただけたので満足。完全な自己満足(あまりにも自信満々な感じで作ったからお世辞じゃないかが心配)。スパイス専門店で大量に買ったターメリック、コリアンダー、クミンがまだまだ残っているのできっとまた作る。より美味しいカレーを作れる人になりたい。

そういえば玉ねぎを飴色になるまで炒めるときはいつも、一向に飴色にならなくてもうずっとここで立ち尽くして玉ねぎを炒めていないといけないんじゃないかと不安になる。飴色にすると何がいいのかもよくわかってないので1番虚しい時間かもしれない。その葛藤を乗り越えた先に、案外すぐに飴色の玉ねぎが出来上がる。


レシピについて

印度カリー子先生のものを1番作っている。本当に何で知ったか全く思い出せないけど私のバイブル。カレーをスパイスから作ってみたい人は全員読むべし。わかりやすいしとっつきやすい。Amazonの評価もめちゃ高い。

印度カリー子さんの本で自信をつけて買ったこちらの本もわかりやすくて美味しい×本格カレーが作れるのでおすすめ。



8/18 日
約2年大事に育てていたオリーブの木が枯れた。ふと見たらあんなに穏やかで優しかった緑の葉は全て茶色くなっていて、もうダメだと瞬時に悟った。オリーブはまあまあ丈夫な植物で、剪定した枝を部屋にちょこっと飾っていても数日は元気なため一体いつから具合が悪かったのかわからない。枯れてるとも知らずに水をあげていた自分が情けない。
そしてこの出来事に自分が思っていた以上に落ち込んでいる。海外旅行に行った時も枯らさなかったのになぜ。思えば買ったばかりの時はオリーブに関するYouTubeばかり見て、剪定や肥料のあげ方を調べ、元気に育つようにと2回ほど大きな鉢植えに植え替えたりもしたのだった。最近はあの時ほど熱量を持てていなかったし水やりもそこそこ、最悪なことに水やりが面倒だなと思った時もあった。きっとその気持ちが伝わってしまったんだ。愛するものへの愛情を絶やしてはいけないと、オリーブが身をていして私に教えてくれたのだと思うしかない。

オリーブの他にもサボテンや観葉植物やハーブなどいくつか植物を置いていたがこれにて全て枯れた。緑あふれる部屋に憧れているのに、もう緑を育てる自信がない。

全く目処はついていないけど、いつか立ち直れますように。





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