ごめんなさい、REALITYイベント「真夏の花束」を走りたいです。
まだまだ配信の赤ちゃん【そうだ はやぶさ】です。
私は常々、「8月のバースデー壁紙が欲しいから、応援はその時で良い」と発言してきました。
「モチーフフィーバー 〜真夏の花束〜」のオリジナルフーレムを見ました。
モチーフフィーバー 〜真夏の花束〜イベントページ
フレームが欲しいと、思ってしまいました。
「2位以内のフレームが欲しい。向日葵の入ったフレームで配信したい」。そう思ってしまいました。
向日葵は、私にとって特別な、それはもう特別な花なのです。
はやぶさが好きなアイドル
私立恵比寿中学というアイドルが好きです。
ギフトでエビフライを集めている理由も、私立恵比寿中学の楽曲に『揚げろ!エビフライ』があるからです。
私の推しの女の子は、松野莉奈ちゃんです。
出席番号は9番で、メンバーカラーは青。あだ名は「りななん」。
彼女は私立恵比寿中学を、転校も卒業もしていません。
しかし、彼女をステージで見ることは出来ません。
松野莉奈ちゃんは、「永遠に18歳」な女の子なのです。
松野莉奈ちゃんに惹かれた理由
私のリアルアバターは170cmと大きく、それが原因でイジメに遭うこともありました。
ずっとずっとコンプレックスだった身長。しかしそれは、松野莉奈ちゃんの身長とお揃いだったのです。
初めて私立恵比寿中学のMVを観た時、彼女はまだ中学2年生でした。
その時から、メンバー内でズバ抜けて高身長でした。
私立恵比寿中学には、『出席番号の歌その1』という自己紹介ソングがあります。
松野莉奈ちゃんはそこで「高い声とか 出ませんが 高いところは よく見えます」と歌います。
背が高いことを、ずっと、恥ずかしいことだと思っていました。身長を縮めることはできません。私は背を丸めて生活し、写真でもできるだけ小さく写るように立ち位置を工夫してきました。
しかし松野莉奈ちゃんは、背が高いことを魅力として、ステージに立っていました。
『出席番号の歌その1』では高い声の出なかった彼女ですが、『出席番号の歌その2』では歌詞が変わります。
「歌もダンスも のびました 身長どこまで のびるでしょ」。
初めてこの曲を聴いた時、泣いてしまいました。学業に励みながら、彼女がアイドルとして成長しているところ。身長のことをずっと肯定的に捉えているところ。
松野莉奈ちゃんと出会ってから、私は背中を丸めて歩くことをやめました。
今まで大嫌いだった自分の身長を、好きになることができました。
「これが、りななんの見えている景色なんだ」。
そう思いながら街を歩くだけで、世界が輝いて見えました。
握手会やCDのお渡し会等で、彼女と直接お話しをしたことがあります。
背の高い女の子として、どんなふうにお洋服を選んでいるかについて。成長痛で眠れない経験について。
他にもたくさんお話ししました。
全部は書きません。
りななんと私の秘密にさせてください。
お手紙もたくさん書きました。
いつも「松野莉奈ちゃんというアイドルと出会えて、自分のことを少し好きになることができた」、そんなことを書いていました。
覚えてくれていたかは分かりません。
りななんは覚えていなくても、私は忘れることが出来ません。
もう会えないからこそ
りななんには、もう会えません。
歌っている姿やダンスをしている姿を見ることも、お話しすることも出来ません。
松野莉奈ちゃんへお別れを告げる会を、私立恵比寿中学の運営は用意してくれました。
私は献花台に置く花を、向日葵と決めていました。
夏生まれなのに「美白大臣」なりななん。
『夏だぜジョニー』のMVがとびきりキュートなりななん。
お別れだけれど、「さようなら」ではなく「ありがとう」と「これからもずっと大好きだよ」を伝えたくて、明るいイメージのある向日葵が相応しいと、冬場にもかかわらず、向日葵を扱っているお花屋さんを探しました。
献花台の設営されている会場には、なかなか入ることが出来ませんでした。
「現実」を突き付けられてしまうことが怖く、オタク仲間と想い出話に花を咲かせました。
「もうすぐ締め切ります」というアナウンスが流れ、私は初めて会場内へ足を運びました。
松野莉奈ちゃんは、夏だぜジョニーの宣材写真で私を待っていました。
向日葵をあしらった衣装で、いつもと変わらないニッコリとしつつも凛とした、そんな笑顔を浮かべていました。
会場内ではずっと、私立恵比寿中学の楽曲が流れていました。
向日葵の花を手向けた時、『夏だぜジョニー』が流れました。
ただの偶然です。
その偶然に、私は「何か」を感じ取ってしまいました。
繰り返しになりますが、松野莉奈ちゃんには、りななんには、もう会えません。
私立恵比寿中学のメンバーは大きく変化し、どんどん躍進を続けています。
松野莉奈ちゃんのことを知らず、私立恵比寿中学のファンになった人もいるでしょう。
だからこそ、私は、私たち9推しは、「私立恵比寿中学には松野莉奈ちゃんがいた」と想いを馳せ、語り継いでいく必要があると信じています。
私はREALITYのアバターを「最大限の高身長」に設定しています。
私にとっての「なりたい自分」は、松野莉奈ちゃんと出会うまではコンプレックスだったはずの、「背の高い自分」でした。
二次元のアバターでも、三次元のアバターでも、私は「背の高い自分」を背負って生きていきます。だって、松野莉奈ちゃんは背の高いところもチャーミングだったから。
フレームを見て、真っ先に『夏だぜジョニー』のトレカと重ねてしまいました。
「この枠の中に入って、背の高い配信者として表現をしていきたい」。
3位のフレームに向日葵はありません。
つまり私はこのイベントで2位以内に入らなくてはならないのです。
とてもとても難しいです。
フォロワーさんに対しては、急に路線変更を強いる結果となり、迷惑をかけてしまいます。
一度口から出した言葉を、文字に残した言葉を変更する、それは裏切りです。
応援してくれている人を、私は裏切りました。このことを伝えることで、誰かに見放されてしまうかもしれません。
しかしそれでも、私は「向日葵のフレーム」を手に入れたいです。
宣言が遅くなってしまったのは、月曜日になって初めて、フレームのデザインを見ることができたからです。
突然のお知らせで申し訳ありません。
どうか、無理のない範囲で、私に力を貸してくださいませんか?
返礼品や企画内容は、超特急で考えます。
応援してくださった皆様には、何かしらの形でお返しをします。
8月のバースデー壁紙には、きっとエントリーします。しかし大きな賞は要りません。
イベント中、私にできることは全部します。
枠を開けて、楽しいトークや企画をします。
とにかくとにかく、三次元の生活に支障のない範囲で、枠を開けます。開けまくります。
私は枠を開けて、そこで何かを表現することしか出来ません。
そこから先はどうしても、皆さんのお力を借りなくてはなりません。
1cでも良いです。少しずつのギフトが集まれば、辿り着けるかもしれません。
私以外に応援したい人がいると思います。
その人が別のイベントを走っているかもしれません。
ガチャを回して、自分のアバターを素敵にしたいでしょう。
ですが、どうか、私に、その貴重なコインを分けてくださいませんか?
この記事や、私が今後告知する企画内容などを、拡散いただくだけでも構いません。
企画の提案や、イベントを走った経験に基づくアドバイスもお待ちしています。
どうか私に、「向日葵の入ったフレーム」をください。
最後に
「これは死者を使った冒涜である」と捉えられてしまうかもしれません。
私は「松野莉奈ちゃんとお揃いになりたい」、「思い出の向日葵を背負いたい」のですが、それを書くことすら、彼女の名前を利用していると思われても仕方ありません。
しかし、「イベントを走る理由や目的」を提示せず、いきなり、ただ「真夏の花束イベントを走ります! 2位以上を狙います!」と宣言しても、説得力がありません。
ですので、素直な気持ちを、あけすけなく書くことにしました。
始まる前からこんなことは考えたくないですが、もし万が一、2位圏内に入れなかったとしても、「松野莉奈ちゃんへの愛」を胸に走る一週間は、きっと素敵なものになるに違いありません。
彼女、そして彼女が背負ってしまった病気に、私以外の誰かが触れてくれることにも意味がある……そう信じています。
『エビ中一週間』という名曲ならぬ、『はやぶさ一週間』です。
あなたの一週間を、私にください!
『夏だぜジョニー』
大切な曲です。
MVもめちゃくちゃ可愛いです。
『なないろ』
『なないろ』の曲が入ったアルバムに、松野莉奈ちゃんはいません。
ジャケット撮影までは済ませたのですが、発売日まで、彼女の命は間に合いませんでした。
松野莉奈ちゃんのお誕生日は7月16日。なないろ。
私からりななんへの想いも、虹のように、たくさんの色をしていて、そして美しいです。
りななんのメンバーカラーは青。青い空に、メンバー7人が歌声で虹を架ける……そんな歌です。
「なないろ」な想いを背負って、私は走ります。もっと走ります。
何度でも言います!
力を貸してください!
無謀だとは分かっています。
しかし、ショッピングモールでフリーライブをしていた私立恵比寿中学は、あっという間にさいたまスーパーアリーナを満席にしました!!
私のこと、見ててね!りななん!