むしろぼくの一方的な雑談。
今日は日記というよりは、むしろぼくの一方的な雑談をお届けします。
昨日は遅くまで用事で外出していたパートナーを近所まで迎えに行って、それからご飯を済ませ、ゆっくりと家飲みをした。
最近のぼくらのお気に入りのおつまみは、白カビやウォッシュ系のチーズをクラッカーにのせて、そこにハチミツをたっぷりかけたもの。
それを迷わずパクっとひと口。
チーズのクセを、クラッカーの穀物感とハチミツの奥行きのある甘さが優しく包んでくれる。
とくにフランスの「エポワス」というすこしクセの強めのやわらかーいチーズがぼくらのお気に入りで、気づけばそればかり食べている。
昨日のnoteにも書いたけれど、引越をしてから昨日で一週間、頑張ってくれた彼女のために何か喜んでくれそうなものを買おうと思い、ぼくは昼間、ひとり外をブラブラしていた。
家飲み用のおつまみは買ったけれど、それはぼくも食べるし喜んでもらえてもべつにプレゼントにはならない。
だから駅前の花屋さんで、何となく目にとまったちいさな可愛らしいヒマワリを見つけたときは嬉しかった。
普通のヒマワリの半分くらいの大きさの、黄色よりすこしオレンジのつよいヒマワリ。
ぼくはそれを迷わず買い求め、家に連れて帰った。
さりげなく花瓶に入れて飾っておいたら、彼女は喜んでくれるだろうか。
届いたばかりのソファの脇に、ぼくはその可愛らしいヒマワリを飾った。
そうして彼女の帰りを待ち、やがて駅についたからと連絡してきた彼女を迎えに家を出た。
暗くなった駅からの道、向こうから歩いてくるいくつものシルエット。
どこだろうなぁと、ぼくは目を凝らす。
彼女は小柄なので、それらしいシルエットを探すけれど、見つからない。
もしかして違う道から帰ってきたのかも。
そう思って来た道を引き返そうと思ったそのとき、とおくに彼女らしき姿が目にはいった。
...でも。
なんか違う。
いつもよりかなり頭が大きい気がする。
首から上が揺れてるような...。
でも、こちらに向かって手を振っている。
間違いなさそうなんだけど。
かなり近づいて、ようやくわかった。
彼女は、胸のあたりから上に向けて、片手に大きな花束を持っていた。
大輪のヒマワリを中心に、買ったら5,000円はくだらなそうな、色とりどりの豪華な花たちが美しい束になっている。
（か、かぶった...）
どうしたの？
そんなぼくの引きつった笑みを察したのか、彼女が訊いてきた。
ぼくは正直に、ちいさなちいさなサプライズとも呼べないようなサプライズを仕掛けてきたことを、彼女に伝えた。
タイミング悪っ！
みたいなことは決して言わない優しい彼女は、ふふっと笑ってくれた。
家に帰ってそのちいさなヒマワリを見て、かわいいね、と言ってくれた。
彼女が持ち帰った花束は、昨日彼女が出かけたとあるイベントで頂いてきたものだった。
豪華な豪華な花束が、こぢんまりとしたぼくらの飲みスペースを力強く彩る。
花というのはやはり、そこにあるだけで気持ちを豊かにしてくれる。
部屋の隅っこに控えめに飾られたぼくのちいさなヒマワリたちも、もちろんそれに貢献してくれている。
今日家を出るときも、昨日と変わらず元気にそのちいさな身体を伸ばして、こちらに可愛らしい顔を向けてくれていた。
今日は元気を分けてもらったよ。
ありがとね。
ここ最近の忙しさで、しばらく花を撮りに行くことができていない。
すてきな花たちに囲まれ、癒され、そしてここの「みんなのフォトギャラリー」のためにも、また時間をつくって出かけよう。
最初に宣言した通り、今日はぼくの一方的な雑談になってしまいました。
昨日のnoteにも書いた「お客の未来」を投稿できるかなぁと思っていたんですけどね。
もうすこし練りたいと思い、見送りました。
こう書いてしまうと自分でハードルを上げているようでなんかビミョーです。
そういうプレッシャー、嫌いじゃないんですけど。笑
ぼくは昔から、タイミングの悪さには定評があります。
まぁ、おなかが弱いというだけなのですが、肝心なときに必ずトイレに猛ダッシュ。
映画なんか、端っこの席じゃないと怖くて観れません。
一番最近観たのは『キングダム』ですが、生死をかけた戦いを観ながら、ぼくも内なる戦いを繰りひろげていました。
おなかのなかで暴れるランカイを抑えつけるのに、苦労したものです。
全然関係ありませんが、来週の日曜日は、終了間際の『ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ』を観に行く予定です。
以前、絵本『セミ』のレビューを書きましたが、なかなか行けずにいて、今度の日曜日がラストチャンス。
なんとかお邪魔したいと思っています。
さて。
どうでもないこと2,000文字。
今日もお付き合いいただきました。
ほんとうにありがとうございます。
東京は水木あたりでようやく梅雨が明けそうですね。
地方によっては依然大雨が心配です。
どうか穏やかに過ごせますよう、遠くからですが、祈っています。
それでは、また明日です。
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