なっつまん+

挨拶の言葉は「おげんきよう」。快生〈爺ぃな〉は1945年、戦後すぐの生まれ。 ほかのかたは知りませんが…寒い季節は「冬眠」してしのぐことにしています。 「にほん語」をわかりやすく、映像がながれるように書きていきたい。 週刊(ウィークリー)くらいのペースでいけると…いいんですがネ。

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挨拶の言葉は「おげんきよう」。快生〈爺ぃな〉は1945年、戦後すぐの生まれ。 ほかのかたは知りませんが…寒い季節は「冬眠」してしのぐことにしています。 「にほん語」をわかりやすく、映像がながれるように書きていきたい。 週刊(ウィークリー)くらいのペースでいけると…いいんですがネ。

マガジン

  • ダレかさんとナニかさんの花畑

    ドコかにナニか隠れてる…ってことに、ヒトってあんがい、気づかいもんなんですよねぇ。

  • きつつき…気づき

    ピュアな〈気づき〉のとき、人はだれもが意識せずに〈無意識〉でいたことに〈気づき〉ます。

  • なっつまん+ / 伝言&メッセージ集

    ときどき…気づいたときに…忘れないように…あなたに…

最近の記事

  「じゃんけん」 と 「3すくみ」

 ダレかさんとナニかさんの花畑〈No.007〉座席は4人掛け、道連れは同行3人旅  はじめて「旅に出たい」と思い決めたのは、中学生になってから、いうまでもない一人旅で、課題は宿り。つまり(どこに泊まるか…宿はどうすればいいのか…)だった。日帰りじゃ遠足にすぎず、旅とは言えない。たとえ、ひと晩でも家を離れてすごさなければ…  …といっても、まだ手づからは働きのない若者(がきんちょ…に近い少年)の小遣いは心もとなく。やむなくユースホステル協会の会員になって、1泊のテスト旅行を2

    •     鉄道員 と 特急つばめ

      ダレかさんとナニかさんの花畑_No.006_ お爺ちゃんの懐中時計は床柱  ぼくの母方のお祖父ちゃんは鉄道員。  それも〈国鉄〉勤めというだけで、なぜかしら近隣のウケがチガう  らしいことが、幼な心にもうっすら感じられた。  ただ、子どもたち憧れの運転手や車掌、駅長さんではなくて、職場は地味な保線区。縁の下の力もちだったけれども、古いセピア色の記念写真に見る姿は颯爽としていた。  家にいるとき(家父長制度のもと)の、お祖父ちゃんの席は床柱の前ときまっており。この床柱の上

      • いたずらレール と フケ(家出)る癖                                                          

        ダレかさんとナニカさんの花畑〈No.005〉 錆びクギが転瞬ピッカピカ剣に変身  ぼくが生まれ育った家からは、国鉄(JR)南武線の線路が近かった。  そろそろ「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」遊びにも飽き、女の子は「縄跳び」に、男の子は「三角ベース」野球へと脱皮をはじめる頃(注1)。 「危ないからね」「線路で遊ぶんじゃないよ」と、ことあるごとに言われるほどの魅力の輝きがレールにはあり。風を巻いて走る電車(東京近郊の南武線は始めから電車線だったが、貨物にはまだ蒸気が活躍、共存して

        • 「鉄腸」と「おなら」

          ダレかさんとナニかさんの花畑_No.004_ 吾が〈生意気〉人生の❝屋台っ骨❞  ぼくが〈生意気〉人生を選択した底意はどこから来たものか、自分でもつかみきれない。…けれども、きっかけになった事件ならワカってる。まだほんの駆け出し少年だった頃、川崎映画街の裏路地で不良少年から「ナメんなよ呆け」とタカられ、ダイジな小遣いを強請り盗られた。  悔し涙のなかで考えた(どうする?)の答えは、漠然と  なにしろ(つよくなる)こと  だった。それから、とにかく(ナメられないように)生きな

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        • ダレかさんとナニかさんの花畑
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        • きつつき…気づき
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        • なっつまん+ / 伝言&メッセージ集
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        記事

              北海道…❝原野❞に帰る

          きつつき…気づき_Vol.002_ 連絡船に乗って「北の国」へ、はじめて津軽海峡を渡ったのは高校時代。  大沼(公園)の畔で、大の字に寝転がって天空を満喫していたら、「この辺いまなら坪50円で買える…どうだい1000坪ほど」土地の人からもちかけrられ、(からかわれた)と感じた己が不愉快になった。  大学に進むと、脚は「北の大地」の核心「道央」から、さらに北辺の大雪へと向かう。「開拓地」踏査に新聞学科同志を募ってのりこんだのは名寄の西奥、朱鞠内湖に近い茫漠とした原野。  真夏

              北海道…❝原野❞に帰る

               愛しき❝幹吹き❞の桜

          きつつき…気づき_Vol.001_しみいる…サクラ…桜…さ・く・ら…  ことしも満開のときを迎えた桜(東京の開花3月29日、満開4月5日)。  気候変動にもめげない開花への意欲は、やっぱり「素晴らしい」。  じつは2020年にいちど「桜開花までの積算温度指数」というのを、ぼくもみずから積算・実証を試してみたことがあるんですが。1月1日から毎日の最高気温をたしていって600℃を超えたら開花のとき…と。  結果はピッタリじゃありませんでしたけれども、ズレは「開花宣言」のわずか

               愛しき❝幹吹き❞の桜

              「おつり」と「おまけ」

          ダレかさんとナニかさんの花畑_No.03_買い物に〈つりあう〉お釣り 「お釣り(もらってくるの)、忘れないで」 「お使い(=買い物)」を頼まれるとき、母親からの注文は細かく、ウルさかった。家計用の銭入れはがま口。レシートなんかまだありませんでしたから、帰ってからの申告もラクじゃなかった。    ぼくが生まれた戦後すぐの頃は、店に品物は少なく、「ひと山いくら」のヤマもチビて、買い物カゴが重くなることは特売でもないかぎり少なく、支払いにも  釣り銭にも1円玉が幅をきかせてました

              「おつり」と「おまけ」

            フリーハンド…シャッター

          なっつまん+/伝言&メッセージ_NO.02_ よい…ヨイ…よい  日の暮れどき  加賀百万石〈金箔〉の金沢  犀川にも華やぎはあるけれど  花柳の艶めきは浅野川の畔  ぼくの旅に酒はつきもの…とはいえ  しごとの間は  つつしむ酔い  去りぎわ  別れのときを惜しんで  キュッと酔い樽の栓を抜く  主計町から漫ろに歩いて  ひがしの茶屋街へと渡る  夜風の大橋 宵い…酔い…佳い  余人ない酒席にレンズは無粋  こころえてはいても  いつ  なにがあるか  知れぬ世

            フリーハンド…シャッター