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伝統を守りきれるか?

今年はお雛さまを玄関とトイレに飾ってて、見かけるたびに「あっ」と思うもそのままにしていて、やっと今日片づけた一瞬前のことも覚えてられない、物忘れ大魔王秋峰です


みなわんはお雛さま、片づけた?(え、そもそも飾ってない?)

このように
花が咲く枝ものを束ねたもの

先日、枝折りもののご説明をすると申しましたので、今日はそのお話


枝折りもの、と書いて『しおりもの』と読みます

ふりがな表記は『しおりもの』だったり『しをりもの』

主に葉が出る前に花が咲く枝もので、

・花が咲く前の寒い時期に切る
・同じくらいの長さに切りそろえる
・束ねる
・室(むろ)という倉庫みたいな暖かいところで保管する
・花が外で咲く前に咲くよう調整する(季節を先取りするため)
・出荷

ざっくり説明するとこんな状態のものを指します

この枝折りものを収穫する木はみなわんが花見をする桜とか梅とか、生け垣のレンギョウとかとはずいぶん違う形状をしています

細かい枝がたくさん出ている『台木』から枝を収穫するんですョ


一昔前はタイトル写真のように束ねた状態のまま花屋に並んだりしていました

この束ねた紐も、ただ切ればいいというものじゃないので習ったんだよね

けど、この技をお伝えする場面がないなぁシクシク

キバデマリ
若々しい黄緑の葉がなんとも魅力的

ちゅうワケで、こんな感じ↑の枝ものは『枝折りもの』とは呼ばないです

こうやって構えるときがワクワク

なかなか春の花木が花屋に出回らなくなってきちゃったけど、もしも『枝折りもの』を見かけたら、

「おっ、しおりものがあるじゃ~ん」って言ってみましょう

かなりすごく猛烈にカッチョええと思います、玄人さんデス

花屋も知らない方が多くなってきてるのでウットリされるかも?デス

そしてできることなら、勇気を振りしぼって花屋にお願いしてばらしてもらい1本購入してみて根

ますますウットリされることでしょう

…ホントかいな???




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