ハロウィン加工してみたら『化粧が濃い母やん』で終わった今日、虐待防止について振り返る。
そのままです( ´ ▽ ` )
せっかく怖がって楽しんで貰えるかと思いきや
『違和感無い、厚化粧の母』で終了しました。
さて、メニエールが出る前に
職場で虐待防止研修・勉強会に参加したのですが
毎年思うのは
『それも虐待になる危険性があるんだな』と言う
事が日常にゴロゴロしているという
危険に気がつくことです。
悲しいことに虐待の大半は施設や医療機関などで
起っているとの事で
現実とはいえ悲しくなります。
それに研修や勉強会を受けると
自分の支援や声掛けの中にも
ハッとする事があって
深く考えると
どうやって声掛けしたら良いのか
どう接したら良いのか
本当に分からなくなってしまいます。
例えば、生活支援の時に
一緒に買い物に行くことがありました。
好きな飲み物やお菓子などを買うのですが
お金を払って店の外に出ると
ジュースを飲まれようとします。
『今飲みますか?今飲むと施設に帰ってから
無いですけど良いですか?』と
聞く事があったのですが
それはご本人の希望するとする事を
私は私の言葉で制しているので
飲むと言う行動に対して身体的、
飲みたい気持ちに対して心理的虐待にあたります。
今思うと、ご本人がいつ飲みたいのか
ヒアリングすべきでしたし
そこで飲んでしまうと
施設に戻ってからは無いよと言う事実を伝え
飲むかどうかの選択と決定は
ご本人に委ねるべきでした。
私たちの法人では
絶対、同性介助が規則です。
視覚障害の方が車椅子でトイレに行かれる時も
個室のドアが自動的に閉まらないように
車椅子を押してトイレ内まで介助しても
ドアが閉まらないように気を付けなければ
なりませんでしたし
靴を履く時や
食事の際のエプロンを付ける時も
異性介助の場合は都度、ご本人に
確認をしていました。
なので実習等で
同性介助ではない施設をみたり
特養を見ると衝撃的で・・・・。
一人一人シャンプーもボディソープも違うし
洗う順番も
トリートメントをして何分置くとか
そんな事も勿論お一人ずつ違うので
覚えるまでが、まぁ大変だったのを
懐かしく思います( ´ ▽ ` )
その事を話すと『それは凄いですね』と
言われるのですが、
私たちも好きなシャンプーがあって
好きなボディソープがあって
髪から洗う人や
身体から洗う人もいて
それは介助する時も同じで
その人が好きなものを使ったりするのは
珍しくないよねと思います。
来月、施設で健康診断があるのですが
職員も利用者の方も一緒に受けるのですが、
集団が苦手な方や
仕切りがあっても着替える事に抵抗がある方
←心電図を撮るときの車内
知らない人と密室になる事がダメな方
←聴覚の検査など
そんな方は個人的に健康診断を受けに行って
貰うようにしています。
『それは単なる我儘じゃないのか』と言う人がいます。
あれがダメ、これが苦手って
そんな事じゃ働けないし生きていけないぞと。
でもこれを車椅子の方に置き換えてみます。
車椅子の方が会議に参加しようとしたのですが
会場が2階でした。
エレベーターはありません。
その時に『うん、じゃぁ頑張ってどうにかして』とはならないと思います。
例えば会場を1階に変更して出来ないかとか
リモートで別に出来ないかとか
色んな策を考えるのですよね。
決して車椅子だから会議を諦めてとは
言わないでしょうし
そもそも車椅子の人を会議に呼ばないなんて事は
思わないと思います。
それと全く同じ事なのですが
見た目で分かり易い障害ではない
精神や知的、発達の方は
合理的配慮と言う名の『妥協』を
強いられる事が多いように思います。
車椅子の人に
『頑張ってどうにかして2階に来てね』と
言わないように
他の障害の方にも
『頑張ってどうにかしようね』とは
本来なら言えないはずなのですが
ついつい思ってしまったり
言われる事もあって
研修・勉強会の度に
色んな事例や話を聞いて
うーーーーんと思ってしまいます。
何をもって虐待と言うのか、
それはいつもグレーです。
プロ意識を持って
個人個人との人間関係を構築し
その人に合った適切な声掛けや支援を行う、
それはマニュアルでは確かな事ですが
血のかよう人同士になると
そこに感情があり、簡単にはいかないのです。
考えると
とても深い深い事なのですが
支援にしても
子育てにしても
本人、当事者が主体となって
選択し決定出来るような
そんな事を意識したいなと思いましたし、
更に経験を積みたいとも思いました。
昨年からなかなか研修が延期になったり
中止になったり
リモートになったりして参加する事も
少なくなっているのですが、
来月と12月は研修と勉強会に積極的に参加する
予定です。
法人内でも
来年度からの、新しい事業や取り組みが
着々と進んでいて
楽しみでもあり、緊張もしますが( ´ ▽ ` )
少し辛い10月、
今年も何とか乗り切れそうです。
#コーチング #レジリエンス#海外留学#バイリンガル#パニック障害#福祉の世界#拒食症#シングルマザー#子育て#世界ひとり旅#ヒッチハイク
この記事が参加している募集
良かったらサポートをお願いします。我が家のパソコン💻購入にご協力下さい!コメントも頂くとガテン頑張れます✨✨