思い込みをひっくり返したら、思ったより笑みが広がった
大人になると途端に減る事があります。
全くと言っても良いくらい
子どもの時と比べたら減ってしまう事。
自由?
好き勝手?
我儘?
記憶力?( ´ ▽ ` )笑笑
いろいろあるでしょうが
私は『褒められる』事だと思っています。
小学校の頃は
1人で留守番が出来れば、それだけで褒められたし
中学の時は
父と自分のお弁当を作れば凄い凄いと言われ
何かと褒められる事がありました。
怒られる事も
それ以上にありましたけど( ´ ▽ ` )💦
でも社会人になってから
『目上の人に対して敬って』当たり前
『先輩より早く出て来て掃除して』当たり前
『挨拶、報告、連絡、相談が出来て』当たり前
いろんな事が
当たり前になったのです。
出来なければ冷たい視線と溜息が
まとわりついてきます。
以前、息子が褒め上手だと言う記事を書きました。
私は弱者として生きて来て
紆余曲折あり、
更に子育てを通して
イライラする事より
楽しい事を見つけようと言う思考に変わり
怒りからは何も生まれない事を学びました。
人と関わり合いながら生きてく為に
必要な事として
叱る事や諭す事もありましたが
基本的には本人たちの強みを
どれだけ見つけ
如何に引き出せるかをメインに
子ども達に接しています。
『この気持ちを察して〜』と言う事もせず
とにかく言葉にして伝える事も大切にしています。
褒める、と言う事も大切だと思います。
それは何かしらの条件を付けるとかでなく
皿を運んでくれる、とか
玄関を開けてくれる、とか
とても些細な日常のあちこちにある事ですが
『ありがとう』だったり
『気が付けて凄いね』だったり。
我が家はそれが私からの一方通行で無く
2人の子ども達から褒められる事があります。
『母、今日ご飯食べれてるやん、凄いねぇ』とか
『今日、母仕事偉かったねぇ』とか( ´ ▽ ` )
素直に嬉しいです❤️
だってパニックの時は起き上がれないし
メニエールの時は仕事を休む事もあります。
酷い時には
朝起きて、ご飯を作って仕事に行く、と言う事も
出来なかったのですから
出来ている私は凄くて偉いのです( ´ ▽ ` )✨
でもそれを
『何だ、そんな事か』と思ってしまうって
ちょっと何だか勿体無いと言うか
そんな気持ちがします。
私が支援する方達の多くは
そのちょっと勿体無いな思考の方です。
出来ない事
出来ない自分にフォーカスしてしまう、
変わらなきゃと思うばかりで
変われない自分がもどかしくて
溺れている様な苦しさの中にいる感じ。
苦手なのは『私は〜』から始まる文章を
沢山書くと言うこと。
・私は女性(男性)です
・私は人間です
・私は生きています
そこから先がほとんどの方は書けません。
『〇〇が出来るじゃないですか』と言っても
『いや、出来ていません』と頑固に否定。
『じゃぁ苦手な事とか』と提案すると
・私は声が小さいです
・私は朝起きるのが苦手です
・私は勉強が出来ません
出来ない事や自己否定は
ボロボロボロボロと沢山出て来ます💦
余りにも、その差が激しかったので
みんなで書いたものを
リフレーミング(言い方を変える)しよう!と
急遽プログラム変更して、やりました✨
・私は声が小さいです
→声は小さいけど発言出来てる!偉い!
・私は朝起きるのが苦手です
→それでも遅刻した事が無いのは凄い!
・私は勉強が出来ません
→漢字が書けなくても人の気持ちを想えるのは素敵!
そんな感じで全てをひっくり返していきました。
・実家暮らしで両親と喧嘩ばかりです
→そもそも親と暮らせているのが凄い!偉い!
→世代が違って考え方が違う人との生活!凄い!
・感情をコントロールする事が出来ない
→溜め込んで辛くなるより吐き出せて良い!
→出来ない事に気が付いてる事が凄い!
もう途中から『これは褒めゲーか』と
思いましたが( ´ ▽ ` )笑笑
でもひっくり返していく毎に
皆さんが笑っている。
私も一時期ありましたが
精神的にキツイ時
物事をゼロか100かでしか考えられない時が
ありました。
それって凄くキツくって
出来るか出来ないかの基準でしか無いのは
出来ないに偏ってしまうのは仕方ないかと思います。
けど本当は100なんてこの世に無くって
この🍎マークの携帯でさえ
常にアップデートを重ねています。
パーフェクトな事ってそうそう無いのですが
思考がそうなっちゃっているのです。
着地点として60やれたなら
それで良しとしようと
緩くなれたら、もっと軽やかに生きれるのでは無いかと思うのですが
渦中にいると見えなくなるものです。
皆さんとそれぞれ書いた
『私は〜』で始まる文章を笑いながら
ひっくり返す。
それで皆さんの思考が変わる事は
ありません。
それでもほんの小さなヒビでも入れば良いなと
笑顔を見て思いました。
ある方が振り返りの時に話してくれました。
『入院していた時には、また仕事をしようなんて
考えられなかった』と。
またある方は
『ハンドルを握ると心臓が痛いくらいで、もう運転は出来ないと思っていたけど、今はまた出来る様になった』と。
『気が付かないうちに
それはソロソロと
それぞれの周りに増えているんでしょうね。
それが積み重なって
自分で気が付いて、認めた時に
あぁ、自分は出来ているんだなと
自分はこれで良いんだと思えるのでしょうね』
私もそう言いましたけど
これは私自身にも向けた言葉でした。
今日は仕事でも
帰宅してからも沢山褒められた1日でした。
大人になっても
それってとっても嬉しい( ´ ▽ ` )
いつも皆さん、ありがとうございます。
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