『アレ(A.R.E)』のとき、後悔のない人生を。 今年最後に健康に対する想いを語ります①
こんにちは!動ける&健康な身体をつくるトレーナー、坂下です。
今年も残りわずかになりました。
例年通り、トレーニング指導&勉強にあけくれた1年でしたが、皆さまはどんな1年だったでしょうか?
サボりがちだったSNS発信も、9月からこちらでも始めなんとか続けてこれました。ありがとうございます。
健康について考えさせられた1年
今年も1年、日本でも世界でもいろんなことがありました。
スポーツでは、WBCに感動し、バスケットボールに驚き、ラグビーワールドカップに興奮し、トップアスリートの身体の凄さを感じる1年でした。
国内でも、阪神タイガースが久々に『アレ』したことで、日本スポーツ界も盛りあがったのではないでしょうか?
しかし!残念ながらその他のニュースでは、
終わらないロシアVSウクライナ、あらたに勃発のイスラエルVSハマス、日本へも頻繁に飛んでくるミサイル、止まらない感染症のニュース。
現在日本でも健康を害する方はめちゃくちゃ増えています。
とにかく多くの人の命がおびやかされた1年でした。
というわけで今年最後のテーマは、私がトレーナーとして大切にしている、
『健康』に対する想いを語らせていただきます。
タイトルの『アレ(A.R.E)』は今年の流行語にあやかり使わせていただきましたが、タイガースのアレとは関係ございませんm(_ _)m
ご想像しながら読んでいただければ幸いです。
健康の意識は、正直なかった。
今でこそ自分のことを『動ける&健康なカラダをつくるトレーナー』と言ってはいるものの、私も以前は『健康』に対する意識はまったくありませんでした。
タバコは煙がキライなので吸ってはいませんでしたが、普段から酒も飲んでたし、食事やお菓子なども好きなものを食べ放題。
(実家は駄菓子屋w)
ひんぱんに食べていた自分へのご褒美は、
『ビールにポテチにマヨネーズ』でした。
それでも今まで大きな病気もしたことがなく、ラグビーや総合格闘技という、わりと危険なスポーツをしていた割には重大なケガをしたこともない。
健康であることが『あたりまえ』状態でした。
そして健康についての正しい知識がない。
これでは『健康の大切さ』はわからなかったわけです。
トレーナーとしてお客様のカラダに向き合うようになってからも、正直、はじめの頃に指導していたのは『筋肉づくり』であり『身体づくり』ではありませんでした。
筋肉をつけるには?筋力をつよくするには?これをすればよい、これを食べるとよい、と。
まわりでもそうだったし、それが普通でした。
その後、多くの先輩や専門家の方に出会い、さまざまな考え方や知識に触れさせていただき、深く勉強するようになってはじめて『筋肉づくり』と『身体づくり』のちがいを意識するようになっていきました。
死ぬときに後悔すること25
『太く短く』生きるのがカッコいい
という考え方が世の中にはありますよね。
若いころはなんとなくそのほうがいいと考えている自分もいました。
要するにマジメに小さくまとまらず、好きなことやって楽しく自由に生きている人のほうがカッコええやん、と。
そこから広がり、
『健康にいちいち囚われるのはカッコ悪いし、窮屈だ。好きなもの食べて好きな生活して早死するならそのほうが幸せだ』
極端にいうとこのような考え方もあるのではないでしょうか?
『べつに長生きしたいわけじゃないし』と。
どんな考え方も間違いではないし、それぞれつらぬけばカッコよくもあります。
しかしこれに対し、参考にするべきひとつの答えがあります。
『死ぬときに後悔すること25』という本
➜『1000人を超える末期患者と正面から向き合い、その死を見届けた緩和医療専門医が、それぞれの患者が吐露した“やり残したこと" を25に集約』(大津秀一 著)
この本によると、余命少なくなった多くの末期患者が後悔することの筆頭に、
『健康を大切にしなかった』
がきています。
多くの人はなんだかんだ強気のことを言ってはいても、結局死ぬときは
『もっと健康に気をつけていればよかった、、、』と後悔しながら死んでいく、と。
『それが人間というものだ』といわれたらそれまでですが、これは重要な教えではないかなと。
我が生涯に一片の悔い無し?
『好きなもの食べなくて、人生楽しい?』
と、実際いわれたこともあります。
いちいち栄養を気にせず好きなものを食べたいいう人もいますし、自分がまさにそうだったのでよくわかります。
しかし、健康に気をつけず自由に食べ自由に生きた結果、死ぬ間際に
『我が生涯に一片の悔い無し!』
と、北斗の拳のラオウばりにカッコよく死ねる人なんて、ほとんどのいないのです。
そもそもコロッと死ねるなんてラッキーで、病気のほとんどは苦しんで亡くなっていきます。
それでも『悔い無し』と言えるとしたら、本当にカッコいいですが、私にはそんな気合はありません。
『ひっ、ひでぶっ!!』と言えれば上出来だとおもっています。
もちろん、すべてを犠牲にして健康のために生きていこうぜ、というわけではないです。
(それはそれで死ぬときに後悔があると思う)
私も、健康に悪いとわかってても好きなものを食べることはあるし、自分にもアマいですが、
あくまでも自分自身の選択が大切だと思っています。
そのためには『正しい選択』をするだけの力(健康の知識)をつけることが必要になってきます。
次回、
『人生100年時代をどう生きるか』
につづきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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