言われたらすぐ逃げろ! フィットネス界に蔓延るキケンな『テキトー指導』④
こんにちは!動ける&健康なカラダをつくるトレーナー、坂下です。
今回も引きつづきトレーナーのテキトーな指導についてです。
すぐ逃げろ!キケンな『テキトー』指導
『カラダによいオイルをたくさん摂ってください!』??
今回の②で食事のたんぱく質過剰の話はしましたが、もう1つかなりテキトーに語られがちなのが脂肪についてです。
脂肪といえば、
『カロリーが高い』『健康に悪い』
と、とにかく敵のように攻撃されることが多いのですが、人間の細胞約37兆個1つ1つの細胞膜をつくったり、ホルモンの材料になったりと、とても重要な栄養素です。
よくあるダイエット指導の典型は、
『高たんぱく低脂質』。とにかく脂質を制限させるもの。
しかし、脂質は世界中の数々の有力なエビデンスから、1日のカロリーとして25%程度が目安とされており、
適正量摂らない生活を続けると、老けるわホルモンバランスは乱れるわで健康な生活はのぞめません。(悪い脂肪の制限は必要です)
かと思いきや、糖質制限の投稿でご説明したとおり、逆に脂肪の摂取を過剰にすすめるトレーナーがいるのも事実です。
『MCTオイルは、中鎖脂肪酸なのですぐエネルギーになりますよ!』
『摂るならココナッツオイルがいいですよ!』『オリーブオイルも健康にいいですよ!』
『エクストラヴァージンにしてください!』
アメリカではとっくに廃れた糖質制限は、日本人のカラダの特徴を考慮せずに広められたものです。
このように過剰にオイル(脂質)をおすすめする人は、某糖質制限ダイエットジムのように、拡散力などやたらつよい影響力を持っていたりしますので、
『オイルメジャートレーナー』
と呼ばせていただきます。
その拡散力からキケン度もたかく、戦闘力は
『世界チャンピオン』レベルです。
これも詳しくは以前の投稿、
『毒がたまる!日本人は糖質を制限するな!』を読んでいただきたいですが、
たとえどんなオイル(脂質)であっても、適正量を大きくこえて摂ることは、代謝が苦手な日本人にはキケンです。
ケトジェニックダイエットもまったく向いていません。↓
MCTオイルは『中鎖脂肪酸』といって、燃焼するためにカルニチンを必要とせず、エネルギーになるのが早い脂肪酸ではありますが、
それはそもそも糖質制限が有効であるというのが前提の話で、
その実体は、もともと日本人が過剰にとりすぎている飽和脂肪酸です。
摂取が足りない不飽和脂肪酸の『オメガ3』ならまだしも、はじめから摂らなきゃすむ話の飽和脂肪酸を、わざわざ摂るべきメリットはありません。
またMCTオイルがよいものだとされ、健康によいと注目された『ココナッツオイル』については、
世界的に非常に権威のある『アメリカ心臓協会(AHA)』により、LDLコレステロールを増やすなど指摘され、『避けるべき食べものリスト』に掲載していることも注目すべき事実です。
ココナッツオイルはMCTを含むというだけで、2つは別物であり、ハーバード大教授が
『ココナッツオイルは純粋な毒である』
と発表したことからも、デメリットは無視できません。
ココナッツオイルについては、健康に良いとされるエビデンスもありますが、そこは研究機関等のレベルの問題です。
レベルとしてあきらかに有力な研究機関の意見を無視はできません。
その他の種類の植物性オイルも、精製されたオイルには製造過程でトランス脂肪酸が発生するなど、いろんなキケンが潜んでいます。
摂るなといわれたり、摂れといわれたり、一般の方にとってワケがわからなくなるのが脂肪(オイル)です。
とうぜん、素人には世界チャンプの変幻自在のパンチ攻撃をかわすすべはありません。
コンテスト選手のように『命がけで糖質制限する!』という場合であっても、オイルの種類や質には注意が必要になります。
とにかく選手を目指すわけでもないのであれば、オイルをゴリ推ししてくるオイルメジャートレーナーからは逃げておきましょう。
次回、
『テキトー界の壊し屋トレーナー』へつづきます。
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