アパレル業界も参入！ガーデニング・家庭菜園市場の大きさに驚き〜2500億円規模の隠れた市場の可能性〜｜#ＤＸ企画書のネタ帳
こんにちは、近森満です。今日もDXしてますか？
さて今回は以下の内容でお届けします。
タイトル：アパレル業界も参入！ガーデニング・家庭菜園市場の大きさに驚き
サブタイトル：2500億円規模の隠れた市場の可能性
【記事概要】
ガーデニング・家庭菜園市場は、2021年時点で2350億円を超える規模に達しており、今後も微増していく見込みです。この市場に、アパレルブランドなどの異業種からの参入が相次いでいます。本記事では、この市場の現状と将来性、そして参入企業の戦略について解説します。
【音声配信】
※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。
はじめに
ゴールデンウィーク中にワンちゃんの散歩の途中、近所の大型園芸店「渋谷園芸」に立ち寄りました。そこで目にしたガーデニング・家庭菜園市場の活況ぶりに驚かされ、この市場について調べてみることにしたのです。
１）ガーデニング・家庭菜園市場の現状
(1) 市場規模
2021年の国内におけるガーデニング・家庭菜園市場は、前年比微増の2356億円に達しました。コロナ禍においても、この市場は堅調に推移しています。
(2) 市場の内訳
市場は植物分野と資材分野に大別され、両分野ともに安定的な成長を続けています。需要を支えているのは、主に50代・60代の層ですが、若年層にも関心の高まりが見られます。
２）異業種からの参入
(1) アパレルブランドの動向
アパレルブランドが「グリーンビジネス」に活路を見出し、この市場への参入を加速させています。彼らは、店舗やショールームへの植物の導入、園芸関連商品の販売などを通じ、新たな顧客層の開拓を図っています。
事例：ユニクロ、無印良品、ザラホームなど
３）参入企業の戦略
(1) 差別化のポイント
参入企業は、従来の園芸店とは異なる切り口で差別化を図ります。ファッション感覚の商品展開、ワークショップの開催、オンラインでの情報発信など、自社の強みを生かしたアプローチが鍵を握ります。
(2) 若年層の取り込み
若年層は、オシャレで手軽に楽しめる"家庭菜園"に魅力を感じています。SNSの活用やインフルエンサーとのコラボレーションなど、彼らの心に響く施策が求められます。
事例：プランターブランド「Qualy」とのコラボ商品の展開など
４）IoTやAIとの融合
(1) 栽培管理のシステム化
IoTセンサー技術やAIの活用により、水やりや生育管理の自動化が進んでいます。家庭用のコンパクトな装置の登場により、誰でも手軽に栽培に取り組めるようになりつつあります。
５）市場の将来性
(1) 成長の余地
ガーデニング・家庭菜園市場は、既に一定の成熟度に達していますが、異業種からの参入や若年層の取り込みによって、さらなる拡大が見込めます。2027年には2500億円に迫る市場規模が予測されています。
(2) 社会的意義
家庭菜園は、食や環境に対する意識を高める効果があります。企業は、この活動を通じてSDGs、サスティナビリティへの貢献をアピールすることもできるでしょう。
※SDGs
- SDGsとは、持続可能な開発目標のことです。
- 世界的な課題に取り組むための国際的な枠組みです。
- 環境、貧困、人権など、17の目標が設定されています。
さいごに
今回は、ガーデニング・家庭菜園市場について、その現状と可能性をお伝えしました。
この市場は、私たちの生活に潤いをもたらすとともに、社会的にも意義のある分野だと感じています。
異業種からの参入が相次ぐ中、従来の園芸店も含め、業界のさらなる発展に期待したいですね。
いかがでしたでしょうか？
すこしでもみなさまの気づきになれたのであれば幸いです。
ではまた。
【音声配信】
※音声収録のポッドキャストではテキストには載っていない㊙話も。
ぜひ、ものは試しに聴いてみてください。
#ガーデニング #家庭菜園 #アパレル参入 #グリーンビジネス #園芸市場の未来
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