もし"めねぎうずら"のマーケッターだったら?
こんにちは、PR&マーケティングディレクターの石本です。
"めねぎうずら"ってご存知でしょうか。単なる私の大好物に止まらないその魅力とともに、マーケティングしていければと思います。
"めねぎうずら"とは?
まばゆいほどの美しい黄色を放つうずらの卵と青々シャキシャキとした芽ネギを、パリパリの海苔で優しく包んだ一口サイズの巻物です。
脱落者が出はじめる3軒目の夜中に、1人で2皿16巻食べてた後、もう一皿注文してしまいたい衝動を押さえるのに苦労するとんでもない食べ物です。(いや、8巻くらいだったかな)
口に入れた瞬間に、芽ネギ、うずらの卵、海苔、酢飯、醤油のマリアージュに、食欲のリミッターが、吹き飛ばされます。
予約の電話を鳴らしてしまいそうな衝動をぐっとこらえて、筆を進めます。(実際は指ですが。)
その"めねぎうずら"の正体は、こちらです。
どうですか!?この異彩を放つ美しい黄色。少しは魅力が伝わったでしょうか。
マーケティングしないというマーケティング
さて、"めねぎうずら"のマーケティングですが、ポイントは以下の通りです。
①まばゆいほどの黄色さを放つ見た目
②五重奏とも言うべきお味
しかし、食べてもらえれば、その美味しさはわかるのですが、食べる前の訴求は、見た目や口コミ以外の手段が取りづらいと考えます。
これが食べ物の難しさです。
一方で、こちらの"めねぎうずら"を提供する、いろは寿司さんは、あまり行列を作る類の店ではございません。比較的飲んだくれの皆様が、締めに流れ着くような雰囲気のお店です。(間違ってたらいません。)
個人的に、混雑されても困ります。笑
マーケティング不要です。
敢えて、施策を打つなら、広告ではなくメニューの工夫くらいでしょうか。
深夜2時のめねぎうずら3皿目にはお気をつけ下さい。
こんなキャッチが踊るメニューに、したい。
極めて私見にたっぷりに語っていますが、私がこのめねぎうずらにたどり着いたのは、まさに三軒目の深夜1時43分。
これがうまいというので、食べたら本当に止まらない。2皿と3皿の間で揺れた記憶がうっすらとあります。
深夜で何軒か経てからも、それくらい食べやすく美味しいという気持ちを込めて、書いてみました。
これを見た方は、深夜でなくても手を出したくなるのではないでしょうか。
めねぎうずらで、インスタ 35 いいね!を狙う方法
寿司屋なのに、インスタ映えする"めねぎうずら"の撮り方を教えてくれるメニューがあったらどうだろうか。
客層的に需要があるかはともかく、スマホのカメラで写真を撮るのにもコツがあると、フードコーディネーターの方に教えてもらったことがあります。
その名も必殺グルメ撮り。
こちらが、通常の撮り方。
下の方が、必殺グルメ撮り。
こちらは、スマホを逆さにして、カメラを下にして撮るのです。
そうすることで、普段人が見ている目線とは違う角度で撮影ができるので、より魅力的に映るというわけです。(知り合いの気鋭の映像クリエイターが言ってました。)
この撮り方ともに、"めねぎうずら"を売る。
そしたら、めねぎうずらの魅力だけでなく、インスタグラム上での自己承認欲求を満たして差し上げることができるのではないかと思います。
じわじわとインスタ上でも広がっていき、一気にではなく、徐々に顧客の獲得にも繋がるものと思います。
ちなみにインスタで、35いいね! 僕の"めねぎうずら"の投稿の実績です。少な!!っていう心のつぶやきとともに、いろは寿司 中目黒をググってみてください。
敢えて、リンクは貼りません!
混んだら困りますから。
皆さんのご意見をお待ちしております!
それでは!
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