2024年公開映画ベストテン
2024年映画館で観た作品のベストテンを恒例により記す。札幌で劇場初公開のものから選んだ。しかし今年は日本映画はそこそこ観たのだが、外国映画をあまり観ていない。10本選べるほどなかった。日本映画10本、洋画5本を選んだ。
2024年ベスト10
<洋画>
1、『瞳をとじて』ビクトル・エリセ
2、『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』マルコ・ベロッキオ
3、『蛇の道』黒沢清
4、『メイ・ディセンバー ゆれる真実』トッド・ヘインズ
5、『落下の解剖学』ジュスティーヌ・トリエ
次点、『フェラーリ』マイケル・マン
<日本映画>
1、『悪は存在しない』濱口竜介
2、『Chime』黒沢清
3、『夜明けのすべて』三宅唱
4、『SUPER HAPPY FOREVER』五十嵐耕平
5、『クラウド Cloud』黒沢清
6、『すべての夜を思いだす』清原惟
7、『違国日記』瀬田なつき
8、『ラジオ下神白 あのとき あのまちの音楽から いまここへ』小森はるか
9、『ナミビアの砂漠』山中瑶子
10、『ミューズは溺れない』淺雄望
ビクトル・エリセの久々の新作を観られたことが、何よりも嬉しい。文句なくベスト1である。2位~次点まで、それほど差はない。ベスト10に黒沢清の作品が3本も入ってしまった。公開がすべて今年に重なったため、黒沢清ファンとしては仕方が無い。シンプルにやりたいことが凝縮されている『Chime』が最も好きな作品だった。日本映画の1位~3位はどれも好きな作品。日本映画界で若い人が次々と育ってきているので、楽しみだ。五十嵐耕平、清原惟、山中瑤子、淺雄望。今後の期待を込めて入れた。瀬田なつきは久々の作品だったが、好感の持てるものだった。
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