マガジンのカバー画像

短編集:詩を書く

6
短歌や詩を下敷きにして小説を書きました。1つのものが1万字を上限にしています、ちょっと気の向いた時によめるものをこつこつ書いてここに置いておきます。あなたの気の向いた時に気軽に自…
運営しているクリエイター

2022年6月の記事一覧

短編小説:銭湯スプートニク(短編集・詩を書く6)

私と9つ年の離れた兄のタカハルはとても変わった人だった。 『兄』と言っても、そもそも仲村…

きなこ
2年前
509

短編小説:さみしい、あかるい、たのしい、こわい(短編集・詩を書く5)

人間の声帯から発せられた音が空気を伝播して届くことを声であるというのならば、どうして僕の…

きなこ
2年前
558

短編小説:閉塞惑星(短編集・詩を書く4)

※短歌や詩を枕にして私小説を書くということをしていましてそれの4つ目です。夏の足音がすぐ…

きなこ
2年前
480