読書とは、かぜ薬のようなもの
どーも。
ねこのてと申します。
たくさん読書をしたり、薬剤師やったり、しょーもないこと考えたりして、日々楽しく暮らしています。
今日は、自分の考える読書論を書いてみます。ほんの1分だけ、お付き合いください。
ここ、勘違いしてる人も多いですけど、いくら読書をしても、それだけで現実を変えることは難しいです。
ビジネス系のYouTuberさんたちを筆頭に、とにかく読書すれば、金持ちになれるとか社会的に成功できるかのように言いまくった結果、読書をそういう風に思い込んでしまう人も増えてしまった感があります。
言っときますけど、いくら読書しても、別に金持ちにはなれないですよ。もちろん、なれる人もいるでしょうけど多くの読書家は別に社会的成功者でもないです。ボクの周りの読書家を見渡しても間違いないです。
だけどですね、読書すると解釈を変えることができるようになるんです。
ボクはこれでも一応薬剤師なんですが、薬剤師的にいうと、かぜ薬を飲んでも風邪が治るわけではありません。
だけど、かぜ薬は、体をラクにならできます。
読書も似ています。
解釈の幅を広げて、メンタルをラクにしてくれます。
たとえば、読書をしても、新型コロナの現実はどうにもできません。
だけど、解釈が変われば、その現実を後ろ向きから前向きに受けとめることができるようになったりします。
つまり、かぜ薬のようにラクにできるわけです。
「真実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」
と言ったのは、かの有名な哲学者ニーチェさんですが、つまりこれは、解釈を変えられるのなら自分を変えられることを意味します。
よく「他人を変えようとするな。自分を変えろ!」なんて聞きますが、自分の変え方なんて誰にも教わってない、なんて人は読書してください。
たくさんの本を読むと、多様な考え方に触れることができて、間違いなく解釈の幅は広がりますから。