ネクラ日記:アラサー女がVIO脱毛に行ってきた話
最近流行りのVIO脱毛。
はじめに言っとくけど、そんな剛毛じゃないからね。
別にパンツからはみ出るほどの雄大なアマゾン抱えて生きてるわけじゃないけどさ。
アマゾンの火災で森林がなくなってくニュースがあったけど、私のアマゾンも焼畑しようって話じゃないからね。
まぁ、ニモくらいなら隠れられるかな。
いや無理だわ。
私の母なるイソギンチャクにおいでなさい。
ファインディングインモー。
ちょ何言ってんのよ。
話は戻るけど、この前たまたま株主優待でクーポンでもらったわけ。
VIO脱毛一回無料。
ちなみにこれ男だとVダンOっていうらしいね。
ダンが男性器。いやん破廉恥。
って聞いたんだけどネットで検索したら普通にVIOって出てきたわ、やられた。
まぁ誰に見せるわけでもないけどね。
でもクーポンもらったら使うしかないわけじゃない?
ほんの出来心よ。
一回やったくらいじゃなくならないだろうしさ、投資家桐谷さんばりのクーポンを使う義務感に苛まれて行ってきたわけ。
当然だけど事前に剃ってきてって話になるから自分で前日そったわけだけど、
義務感で脱毛を予約したことを早くも後悔したよね。
風呂場にインモーが錯乱し放題だし、剃るのめっちゃ大変だし。
私なんでこんな努力してシェービングインモーしてんだろって。
思わず我に返ったよね。
あれ、私近日中に下半身大公開イベントとかありましたっけ?ないよね?
とりあえず焼畑終了後の更地になった下半身を抱えてサロンに行ったわけだけど、
簡単な事前説明とか注意事項を聞いて施術スタート。
ちなみにもう白い毛とかって生えてきてたりします?
とか失礼な店員が聞いてきたのね。
流石にまだ生えてないわ。元気なアマゾンだわ。黒ぐろと生い茂ってるわ。
や、生い茂っちゃいないけど。
ってオブラートに包んで言ったよね。
白い毛になると機械の反応が悪くなるから白い毛になるまでに始めろってことらしい。
しかしこの前白髪の記事を書いたけど、白い小アマゾンを蓄えるくらいなら更地にしたほうがいいかもしれないわ。
これは悩むな。
施術室に入って裸になってガウンみたいのを着るんだけど、上向きになって膝立てて下さいーって言われるのね。
もうノーパンだから急所丸出し状態。
はーいオーラーイ、いつでも入ってくださいねー
みたいな状態よ、ホント。
下ネタかよ。下ネタだよ。
この状態で地震とか来たらもう死ぬ方を迷わず選ぶよね。
極めて淡々と看護師が作業を進めていくわけだけど、
太ももとの境目とかって生えますー?
って聞かれて、
生えてない気がしますーって答えたそばから、
あ、生えてそうですね、あてますねー
おい恥かかせんな、っていうね。
自分の目で確かめてから聞いてくれっていう。
自分のインモ―の生息地くまなく把握してないわっつう。
Vはまだ良かったけど、Iがめちゃ痛くて、
当てられるたびに謎のあえぎ声をあげたよね。
心臓マッサージされた死体みたいな。
ビクン!ていう。
あえぎ声っていうか、
グハッ
みたいな。
ストリートファイターで一撃くらったときみたいな感じよ。
はい痛いですねーもう少しですよー
私をただの人形か何かとしか思ってないような死んだ目で淡々と作業をすすめる看護師に対して、
ビクビク悶える自分が悲しくなるよね。
ホントなんでこんな痛い思いして脱毛してるんだっけっていう。
こうなったら更地のオープニングイベントでもするしかないな。
入居者募集!!
よく肥えた土地ですよ!!
そこの元気なお兄さん!!
目的変わってたわ。
こっちも辛いけど、毎日人の恥部照射してる看護師もどんな気持ちなんだろうね。
あら、ピンクの綺麗なお花のつぼみ!
とか官能小説のセリフみたいなこと思ったりするのかな。
こいつ黒いからヤリマンだな、とか思われんのかしら。
心が痛いわ。
ぼけっと股開いてる場合じゃなかった。
苦しみに耐えて照射が終わった頃には涙目になってたよね。
あれらしい、もっと痛い強い機械だと麻酔とかかけるみたいだけど、
私がやったやつはそこまでじゃないから、
NO麻酔であてるらしい。
焼畑が終了してから鏡を見たときのなんていうんだろう、
なんか物足りない感。
例えて言うなら富士山の頂上の部分の白いとこがない状態みたいな。
夏の富士山とかなんかあれ?物足りなくない?ってなるじゃない。
白い冠どこいった?みたいな。
てか下の毛も白くなったらマウントフジ状態になるわけか。
逆さ富士だよね、いわゆる。
挑むもの
一人もいない
白富士の
老いたる姿は
いとあはれなり
ー詠み人ネクラ
歌読んじゃったけど。
はぁ次はどうしようかな。
悩ましいな。逆さ富士はちょっと嫌だな。
とりあえずしばらくいいや。
*今回は私が好きなBlogger(最近更新されてませんが)の加藤はいねさんの文体を意識して書いてみました
https://www.otosata0.life/