人生損する!って思わないでください。
前回は、素直になって考え方と行動を変えることによって、これからの生活に希望が見えてくるようになる、という内容でした。
今回は、前向きな気持ちが大事だってことはわかったけど、病気のせいでまともに動けないんだから、普通の人より苦しくて、辛い人生になるんだるうな。
と考えているかもしれません。
そんなことを思わなくてもいいんです。損なんてしないから・・です。
これから数回にわたって、自分のこれからの人生を悲観したり、諦めたりする必要がないことを書きます。
後遺症によって、いろんな「生活のしにくさ」を体験します。でも、暮らしていけないわけではありません。
しかし、私のように"個人事業主"の場合、仕事ができない=収入ゼロとなります。
大きなダメージですが、出来ないのだから仕方ありません。そこで、将来また営業ができるように、つなぐことを考えました。
私は、運良く?右側の出血でしたから「言語障害」はあまりありませんでした。ですから、倒れてから1ヶ月くらい経った頃から「営業電話」を開始しました。
しかし、病院から外出できませんから「挨拶」だけの電話です。
アポイントを取りたくても取れません。外出できないのだから当然です。
悩みましたが、考え方を変えると気が楽になりました。
「つなぎ」のために営業電話をするのですが、その考えで行動すると、電話をかけたことで目的を達成したことになり次が続かなかったのです。
ただ、「今は入院していますが、退院したら仕事に復帰しますから、その時にはぜひ訪問させてください。よろしくお願いします。」 というだけで、全然中身がありません。これでは報告です。
そこで・・
いまは仕事できないし営業訪問もできないけれど、将来につなげられるような電話をしよう。と考えてトークを考えるようになりました。
「どう言えば「報告」ではなく『先行営業』になる?」
→今受注できないし、いつから以前のレベルで仕事できるようになるのか分からない
→そもそも電話だけでつなぎになる?
「先行営業ができてつなぎになるためのトークはどんな内容だろう」
→今までのようにウチを使いたいと思ってもらうための条件は?
→競合他社(者)に取られるのは必至。仕事をできないから仕方ない」
・復帰したら、仕事が受注できるようにするには?(1)
・競合他社が参入した場合、こちらを使うメリットは?(2)
電話しても、こちらから有意義な情報がなければ、相手にすれば「時間を奪う邪魔な存在」と印象付けてしまいます。
「相手にとっての有意義な情報?なに?」 考えが行き詰まりました。これまで真剣に考えていなかったことを改めて知る良いキッカケになったと思います。
私はまず「つなぎ営業」をしようと決め、最大限の結果が得られるためには
どんな内容を、どんなふうに伝えたらいいのか。
を考えることにしました。
考えがまとまったら、即実行です。
私の場合、個人事業主なので「仕事復帰が絶対」でしたから「営業」という目先の目標を決めることができました。
読んでいただいている皆さんはどうですか?
会社勤めの人なら
>自分の担当していた仕事について・・あれこれ考え
>会社での自分の立場について・・想像したり
>会社がどのように(自分を)扱うのか・・不安がって
>果たして仕事に復帰できるんだろうか・・心配する
家庭の主な収入源の人なら尚更ですね。
人の思考回路というのは、原因論をする人が圧倒的に多いのだそうです。これは、過去の行動が導いた結果が「今だ」という論拠だそうです。
しかし、思考方法を「目的論」にすると・・「過去」は関係なくなります。
そもそも「目的」は、「今の」立場や考え方が基になっているからです。「今の自分」から発信された目的には、過去は存在しない。という思考論拠です。
参考文献ー「アルフレッド・アドラー著:嫌われる勇気」
確かにそう考えると、今の自分を基準にして考えていくのですから、過去のことを加味する必要はありません。
>自分の仕事は、チームの信頼できる人または部下に引き継いでもらい
>任せた仕事が最大限の成果が出るように「遠隔でサポート」できれば
>上司、同僚として注目と信頼を得られることになり
>リモートワークも視野に入れた仕事復帰に可能性が見出せます。
病気になって入院したことで「時間」ができたことを利用しませんか。
外で仕事をしている人なら、家庭のことをお話しすることをお勧めします。
このブログの第1回にも書いているのですが、家庭のことを任せきりにしていたので、妻にとても負担をかけてしまいました。
妻は会社勤めをしながら家庭のこともしてくれています。退院してからの生活では私の世話が加わることになります。改めて考えたら、怖くなって鳥肌モノでした。
なので・・・
少しでも動けるようになって、自宅の中の生活を自力でできるようになりたい!
そこから、リハビリに取組む姿勢が変わりました。
目的を持てば
・仕事に対する考え方と行動を
・リハビリへの取り組み方を
・家族への負担と自宅での生活を
>前向きに変えることができます。
今日のまとめ
・目的論で考える
>過去は関係ない
>今の自分を基本に目的を持つ
・目的を持って前向きに
>自分にできる仕事スタイルに向かって
>退院後の生活で周りへの負担を減らし
>今、何をしなければならないか考える
・後遺症があるから・・なんて
>自分だけの狭い考え
>周りに助けてもらえばなんとかなる
>動かないのは一部だけと割り切れる?
つづく・・・
次回は5月9日です
今から成長していこう!できるよ!
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