芳住
続くかもしれない日記。 エッセイの下書きのようなもの
つづく (はず)
10月27日(日) どんぐりが路肩にどっさり並べられていた。どんぐりらしき木は見あたらなかったので、誰かがここまで運んできたのだと推測する。そんなにいらないでしょ!捨てていきなさい!なんて叱られた公園帰りの子どもかもしれない、はたまたコンクリートジャングルに棲む小動物かもしれない。誰にしたって、ちゃんと土に還してるんだなと思うとほっこりした。写真撮っておけば良かった。 日高屋のモツ野菜ラーメンが復活してる!(メモ) 10月29日(火) ようやく本格的な秋が来て、部屋の
夜、日をまたぐ少し前。家族が寝落ちたリビングにて、誰に向けてでもない溜息を吐いた。人差し指の爪には、まだらなピンク色がのっている。 マニキュアを塗るのって、やっぱり苦手だ。 まず、爪の端まで綺麗に塗れない。端まで攻めようとすると必ず (誇張ではなく、必ず) 皮膚との境目の溝?みたいなところにまで入り込んでしまって頭を抱える。そこだけ除光液で落とそうにも何故か落ちにくいし、そもそも細かいところだけ落とす技術は持ち合わせていない。 ブラシの跡を付けずに塗るのも難しい。薄く塗り重
10月14日(月) インターネットで知り合った人に村上春樹の作品をおすすめされて、買ってみたけど結局その人とは一度も会わないまま連絡は途絶え、せっかく買った文庫本は1ページも読まないまま(なんなら表紙すら開かないまま)メルカリで売ったことを、村上春樹がXのトレンドに上がっているのをみて思いだした。 10月15日(火) 結婚報告動画で、「重要なこととしましては、」という前置きに続いて「私がキッチンに立つときに女将/マスター/大将/シェフの役とかをやっていたんですけど、その
定期的に読み返したい記事、すきnoteを気分で公開してみました。(ほかのSNSでも)フォロー欄を増やしすぎるのがあまり得意ではないのですが、最近ぽっぽとフォローさせていただいています。読むのがたのしい。いつもありがとうございます、、、
何かを記録するとき、書くとき、ほとんど無意識に「本当のことを書きたい」と思っている。 ここでの本当とはつまり正しいということで、この先ずっと変わらないということ。わたしがわたしという形を保つ限り続いていく、揺るがない信念や理念、あるいは原理を記録していきたい。そういう「本当のこと」を積み重ねて、いつか死ぬまでの解答集になればいい。 が、もちろんそんなことは叶わない。本当のことなんてそうそう存在しないし、そうでなくてもわたしは熱しやすくて落ち着きがないタイプ。アップデート
10月1日(火) 焼き芋トラックを見つけて『小さい秋』とか言うてる場合ではない。秋の始まりを感じてる場合ではない。もうこれは、秋ど真ん中。あえていうなら大きい秋。まぎれもなく秋。 自転車に乗りながら、そんなことを考えていた。てっぺんにのぼる太陽の熱が、夏のそれとはまるで違っている。 10月2日(水) 昼食はしっかり食べた方がいい、という反省。 10月3日(木) 美容院でトリックオアトリートをしたら目玉のマシュマロをもらった。少し前からお願いしている美容師さんはなん
9月20日(金) 今週の月曜に更新された、正反対な君と僕61話。 平への「好き」を自覚したものの今すぐ付き合いたいというわけではなく......とにかく一緒にいたいので片想い状態のまま粘っている......。そんな状況の東が、友人のサトに「こういう時サトならどうする?」と相談するシーン。 わ、わかるかも〜〜〜〜〜。 私も他人の恋愛話(恋バナ)は大好きだけど、言われてみれば確かに近況報告と同じ感覚かも。共感してるわけではない……とまでは言い切れないけど、あんまり自
9月18日(水) 13年前に放送されていたドラマのセリフを、今でもほとんど暗記していた自分に驚く。 卒業式の袴問題が解決しそうでホッとした。夏前に一度勢いで予約しかけたのだけど、色々あってキャンセルしていた。卒業式に出るつもりはないくせに袴は着たいだなんて、我儘すぎて消えたくなるけど、やっぱり卒業式には出たくないし、そして卒業生のなかで一番に可愛い袴を着たい。 9月19日(木) 本音をいうと直帰したかったけど、くどうれいんさんの新刊をコーヒー片手に読みたいのもまた本音
高校の同級生とご飯に行った。 一人は今でも定期的に遊んでいるA、もう一人は卒業式ぶりに会うB。 わたしとBと個々で関わりがあるAが音頭をとってくれる形で、在学中から数えても初めて三人で集まった。 大学卒業の時期に合わせて開かれた同窓会にも参加せず、ここ数年お決まりの面々とばかり会っているわたしにとって「久しぶり」と発することは新鮮で、やっぱり多少は緊張した。決して嫌な緊張感ではなかった。初対面の人と話したり、目上の人に接するときの緊張感とも違う。久しぶりに会うというだけで
子どものころ、誕生日が『何の日』なのか友だち同士で調べ合うことが流行っていた。 祝日やクリスマス、バレンタインといった記念日系の他に、いちごの日やいい夫婦の日のような語呂合わせ系、ソフトクリームの日や海苔の日、歩道橋の日など、すぐにはピンとこないものまで。可愛らしい記念日の子がいると皆んなで「いいな〜」と言い合った。なにが良かったのかは分からない。 そんなわたしの誕生日は、幽霊の日。 微妙、かなり微妙だ。いま改めて調べてみると、江戸時代に怪談歌舞伎が初演されたことが由来にな
7月19日。ミスタードーナツの写真がSNSにあげられているところを、今日だけで3回は見た。 セールか新作発売日なのか? 急に皆んなが揃いも揃ってドーナツを食べ始めた理由 (たしかにミスドは美味しいけども) を考えてみて、すぐに答えは出た。 今日が金曜日だからだ!!! いいな〜、華金にミスド。 大人になってからも、むしろ大人になってからの方がミスドに心が躍る現象について、誰か詳しい方はいませんか。あの箱を手に持って帰宅する優越感といったら、とてもじゃないけど言葉には出来ない。
こんなメッセージが届いた。 ギクリとして、背筋を伸ばしたまま3回続けて読み返した。こんな風に書きたいと、わたしが密かに考えていたことが見事に言語化されていたから。 そうだ、たしかにそうだ。 わたしは心地よくて、読みやすくて、それでいてちょっぴり変な文章が好きだ。好きだから、そういう文章を書きたいと思っている。noteで書くのは日記やエッセイがメインだけど、それでも小説を読み終えたときのような余韻を作りたいと思っている。 ありがとうございます。 このメッセージをいただいてか
フォロー通知が来たときにアカウントを覗きにいくのが趣味なのだけど (ごめんなさいね)、こういう所でフォローしてくれたんだろうな〜って意外と分かるから嬉しい。学んでいる学問だったり、歳やinfjや広島だったり、うつだったり就活だったり。皆々様ありがとうございます、今後もよろしゅう。
『6月の目標と進捗と雑記』というタイトルで今月の半ばぐらいから下書きを作っていたのに、結局完成しないまま月末を迎えてしまった。 12月の年末や3月の年度末と比べたときの、なんとぬるっとしたことよ。上半期の終わりを感じることといえば、SNSで見る『上半期ベストバイ』や『上半期トレンドワード』だけ。これといった年間行事もなく、天気も悪いしどうもスカッとしない。今も東京にはパラパラと雨が降っていて、マックの窓からは、傘を持っていない人の小走りが見える。 年明けに書いた『2024
Googleフォームのリンクを作ったことをすっかり忘れていました。今後は毎回載せるようにします。 なにかあれば送ってみてください。 一緒に考えたり、分からないなあって悶々としたり、超良いじゃん!って握手したいです。 すでに見つけ出して送ってくれた方、ありがとうございます。近々返信しますね ふと思い立って、というわけではなく。 ずっとやりたいと思っていた手書きの日記を始めた。 日記を書く時間を”つくる”ことが苦手で、そのくせルーティンにしてしまわないと続けられない人間なので
5月17日 個人面接と聞いていたものの、いざ本社に行ってみたらわたしの他にもうひとり面接者らしき人がいた。「面接ですか?」と聞いてみるとやっぱり同じ就活生らしい。 受付の方に促されるまま、2人でソファに座る。ふと目が合う。その瞬間、彼女は親指を立てながら笑顔で頷いてくれた。大丈夫やで!頑張ろな、という無言の励ましが聞こえた。 この時点で、彼女と仲良くなることは決まっていたように思う。 事前に聞いていた通りに面接自体は個人面接で、そのあと2人で懇親会に参加した。一緒に本社