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読書メモ「体内の炎症を抑えると病気にならない!」
糖尿病と診断されてから101日を超えて、
ぼくの知識欲は糖尿病から少しシフトしていった。
その行先、あるいは矛先?は!
免疫と炎症
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127324882/picture_pc_01d50d92be7907ea6b4ee3930121720f.jpg?width=1200)
そう、免疫と炎症について
これは、主治医から自分の緩徐進行1型糖尿病と言う病が、自己免疫細胞が暴走してベータ細胞に攻撃を始めてしまうことによるもの、と言われたことを受けて
(↓この辺にちょっと書いたよ)
「それってどういうメカニズムで起きてるの?」
「何とか攻撃を遅らせることはできないの?」
という面で、ある程度知識を得た「糖尿病」そのものよりもその原因である「免疫」、そしてセットにされていることが多い「炎症」について抑えきれない興味があったから。
そして前回の検査結果でIgE(非特異的IgE)の値が基準値を大幅に超えてて
![](https://assets.st-note.com/img/1705023309280-oz2utvYhYl.jpg?width=1200)
この項目なんだろう?と思って調べるとこんな風に書かれていた
![](https://assets.st-note.com/img/1705023381697-rjfTau4M5V.png?width=1200)
つまり、ぼくの体は何らかの原因で、通常の人よりも炎症している。
健康に関する異常値なら基準値以内に下げたいのが人の常なわけで。
今回はこちらの本を中心に、自分都合で刺さったところのメモ書きと感想。
ほとんど知らないジャンルってちょっとワクワクしちゃう。
喘息と炎症
喘息は発作が起こっていないときにも慢性的に弱い炎症が続いていることがわかり、治療法はガラリと変わりました。吸入ステロイド薬など、炎症を抑えることに焦点を置く治療法に変わっていったのです。
ぼくはたぶんアレルギー性の気管支喘息。
いつも寒くなってネコが一緒に寝てくれる頃になると症状が出始めて、慌てて薬を吸入したり内科へ行って、症状が治まったら放置する、毎年のようにそれを繰り返していた。
これを読んで以来、発作が起こってない時も大事だったのか!と、週に1〜2回は吸入するようにしている(もっと頻繁に吸入した方がいいのかもしれないけど、、でもなんかステロイドだし、みたいな心理的抵抗感がある)
本当に前までは健康に無頓着だったなぁ
糖尿病の進行にどれほど影響があるかはわからないけれど、
よく紹介されている歯周病と同じように、喘息その他こういう1つ1つの炎症をどんどん抑えていけたら、もっと血糖値も落ち着いて、緩徐の進行も和らぐんじゃないの?ってそんな気持ちになってくる。
別物かもしれないけれど、炎症を少なくして損は無さそうだ。
なお筋肉痛も炎症なので、炎症は必ずしも悪いものではない、とも書いてあった。筋肉痛はしたい!たくさんして筋肥大したい!
つまり、良い炎症と悪い炎症があるってことかな。
腸の慢性炎症を防ぐ食材
腸の慢性炎症を防ぐことは健康の要、としておすすめ食材も紹介されていた。そうなんだよな、結局ここで腸に行き着いてしまう。
すべてを「それは腸が〜」で解決する人にたまに出会うけれど、実はあれは正しかったのかもしれない。
次は図書館で腸の本も借りてみよう。
食材的には特に驚きはない体に良さそうなネバネバ系のラインナップ。
オクラ、里芋、なめこ、こんにゃく、海藻類、アボカド、いちじく
ネバネバ系食材が腸を守る!
気になるインスリンの話
インスリンが過剰に増えると、交感神経が刺激されて高血圧になる
インスリン分泌が少なめなぼくは自力で過剰になることはあんまり無さそうだけれど、高血糖で何とか下げようとがんばってインスリンを出している状態が高血圧を招いてしまう、ということか。
脂肪ヤバい
「脂肪細胞はおしゃべり」と題して
・肥満の人の脂肪組織では「炎症を引き起こす」アディポサイトカインが増える
・通常の脂肪組織では「炎症を抑える」アディポサイトカインが増える
だから脂肪=肥満が燻らせるもっとも大きな要因とされていた。
そしてそれだけでなく
皮下脂肪、内臓脂肪に入りきらなくなると、行き場を失った脂肪は脂肪細胞以外のところにも入り込みます
心臓や肝臓、膵臓、筋肉など、本来は脂肪がつくはずのないところに居座るようになるのです
と異所性脂肪の話に。ん?膵臓に?
これは現時点のぼくの糖尿病知識のバイブル的存在の
「トロント最高の医師が教える世界最有効の糖尿病対策」にも出てきたやつじゃない?
感想はこちら
https://note.com/46k/n/n44a789407034
いずれにしても、(特に異所性)脂肪を減らせれば炎症は抑えられるってことか。体重を戻すために脂肪でもいいから増量したい!と無理して食べていたけれど、増量よりもしばらくはマジで脂肪を減らすことを目的にファスティングしまくって過ごしてもいいかな、と思い直してきた。
EPA/DHAって最高じゃない?
EPA/DHAは炎症を終わらせるメディエーター、として紹介されていた。
オメガ6系脂肪酸は炎症を促す
オメガ3系脂肪酸は炎症を抑える
もうEPA/DHAを豊富に含む青魚をたくさん食べて炎症を鎮火したい!
ただ外食だと糖質抜きでお魚食べる機会がなかなか無いのよね。。居酒屋か。。