嫌味や悪口から、1日を楽しくする方法
自分にとってチクっとする嫌なことを気にしなくなる方法
1日を誰かや事象に台無しにされない方法、それは物事の受け止め方にあります。
多くの人は、嫌味や悪口などで1日を台無しにされてしまうと考えています。
これに対する解決法の1つは、自分自身がスープだと思えるかどうかです。
それはどういうことでしょう。
例えてみましょう
たとえば、嫌味や悪口などだけではなく、寝ぐせや鍵が見つからないといった些細なこと。それが1滴の毒だと感じることはよくあります。心をコップに満たされた水だとしたら、1滴の毒でそのコップの水は飲めなくなります。これが、台無しな1日を象徴しています。
毒を無効化する方法
では、どうすればこの毒を無効化できるのでしょうか?
それは簡単で、毒が1滴たらされても動じないほど心の器を大きな器にすれば良いでしょう。
「自分自身の心はコップに満たされた水だとして、そこに、1滴の毒が垂らされてしまったとしたら?」
そのコップの水(心)は1口でも飲むことは出来なくなってしまいます。
これが台無しな1日です。
「樽いっぱいに満たされた水だとしたら?毒が1滴垂らされたら飲めますか?」
まだ不安です。
「プールいっぱいに満たされた水だとしたら?毒が1滴垂らされたら飲めますか?」
まだ、少し不安です。
「じゃあ、あなた自身の心が海だとしたら?毒が1滴垂らされたら飲めますか?」
実際海水は飲むことができませんが、毒の危険性は感じないでしょう。
しかし、海のような大きな器のような心を持つことは難しいし、非常に疲れます。
嫌味や悪口と、心の器の大きさは関係ない
多くの人は、チクッとすることを毒だと思い込み、それを解決できない自分を器の小さいちっぽけな人間だと思い込んでいます。
でも、心の器の大きさなんてどうでもいいことです。
重要なのは、そのチクッとする感覚をどう受け止めるかです。
心は水ではなく複雑なスープでできている。
悲しみや喜び、不安や、幸福、いろいろなものが煮込まれて作られた素敵なスープがあなたです。
心は複雑に作られたスープのようなものです。
チクっとする毒を、辛めのタバスコのようなスパイスとして受け入れることができれば、それは自分にとっては毒ではなくなります。
だからこそ重要なのは、次にチクッとすることがあっても、それがスパイスだなんて考えるのではなく、まず、あなた自信がスープなのだと理解して、自分自身を愛していいんです。
結果、そのチクッが毒からスパイスへと変わり、新たな学びや成長の機会へと変化していくのです。
スープに、新しい経験や学びが加えられると考えたらどうでしょう?
スパイスという経験が人生に深みを与え、あなた自身を美味しい熟したスープへと変えてくれるでしょう。