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実は伸ばされすぎた筋肉は、コリの原因になる?!〜縮めておきたい筋肉3選〜

肩に関わるノートを中心に、肩こり解消ストレッチなどをご紹介しています

吉田かずやです。

理学療法士、医学博士、キネシオテーピング認定指導員の資格も保有しています。

理学療法士として、病院やクリニックなどに勤務し、現在は理学療法士の養成校に勤務しています。

教育のかたわら、肩の不調でお悩みの方向けにノートを作成しています。

簡単にできるストレッチなどを紹介していますので、ぜひ実践してみてください。

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<伸ばされすぎた筋肉を縮める>

筋肉が縮こまると固くなります。

それが、肩や腰のコリにつながります。

固くなった筋肉を、マッサージやストレッチなどで対処するのはイメージしやすいかと思います。

しかし、実は、

カラダには伸ばされすぎた筋肉

が存在します。

今回のノートでは、

とくにデスクワークなどの長時間の座った姿勢で伸ばされやすい筋肉をご紹介します。

伸ばされすぎた筋肉への対処方法もお教えしますので、ぜひ実践してみてください。


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<スマホやパソコン姿勢の不良が原因?!>

近年、スマホやパソコンを使う人が圧倒的に増えています。

仕事のほとんどがパソコンで行うような時代になりました。

ここで問題なのは、操作する際の「姿勢」です。

下記のスライドをご覧ください。

画像1

スマホを注視すると、首が前に傾きます。

さらに座った姿勢でいることが多いと、股関節と膝関節が曲がった状態になります。

上記のような姿勢で注意が必要なことは、

伸ばされた筋肉

があると言うことです。

上記のスライドだと、

・首の後ろの筋肉

・背中の筋肉

・お尻の筋肉

が伸ばされた状態になっています。


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<縮こまる筋肉と伸ばされる筋肉>

首が前に出た姿勢では、

首の前の筋肉は、縮こまります。

逆に、

首の後ろの筋肉は、伸ばされます。

画像2

この縮こまる筋肉は、「コリ」につながるため、マッサージやストレッチなどで対処することが多いです。

そんな中、あまり注目されないのが、

伸ばされている筋肉です。

この伸ばされている筋肉は、その姿勢が続いているあいだ中、ずっと伸ばされ続けています。

実は、筋肉も適度な伸張(ストレッチ)は良いのですが、ずっと伸ばされることで、

痛みを誘発したり、疲れやすくなったります。

このノートでお伝えしたいことは、

伸ばされすぎた筋肉を縮めよう!

ということです。

デスクワークやスマホの操作時は、1時間に1回程度、伸ばされている筋肉をリラックスさせるために、縮めることをオススメします。

ひとつのエクササイズは、

20〜30秒

行いましょう。


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<首裏の筋肉を縮める>

首裏の筋肉が伸ばされすぎていることが多いです。

とくに頭が前の方に突き出た姿勢の人は、要注意です。

下記の写真のように、天井を見るように首裏の筋肉を縮めます。

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<腰の筋肉を縮める>

大きく背すじを伸ばします。

そうすることで、伸ばされていた腰の筋肉が、縮みます。

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<お尻の筋肉を縮める>

最後に、お尻の筋肉を縮めます。

足を後ろに引くことで、お尻の筋肉が縮みます。

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写真では、手を胸の前で組んでいますが、組む必要はありません。

腕をダランと垂らした状態でもいいですし、バランスを崩す場合は何かにつかまっても大丈夫です。

上記のお尻のエクササイズですが、イマイチ効果が感じられない人は、

下記のストレッチを行ってみてください。

画像6

座った姿勢で、筋肉が伸ばされると言うよりも、

つぶされている

場合も多くあります。

お尻の筋肉が、お尻の骨と椅子に挟まれて、つぶれることがあります。

この場合は、上記のお尻の筋肉のストレッチを行ってみてください。


いかがだったでしょうか?


普段は固くなった筋肉ばかりに目がいきがちですが、

伸ばされすぎた筋肉

にもぜひ目を向けてみてください。


最後までお読みいただきましてありがとうございました。


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肩の不調でお悩みの方に、肩のコンディショニングを行っています。

高田馬場駅(東京都新宿区)近くで行っていますので、何かお困りのことがありましたら、お気軽に問い合わせください。



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