【目指せ!ブレイクスルー】破産の際から急成長した農家に「必要だったこと」とは
今、日本の農家は大変です。
「収益上がらない」「休みも取れない」だから「後継者いない」
実はコレ、アメリカも一緒なのです。補助金をもらってどうにか生活していますが、補助金だってそのまま「肥料代」「トラクター代」「燃料費」つまり大企業に流れていくんです。
この循環を断ち切った方が、いらっしゃいますよ。
この本の著者 ゲイブ・ブラウンさんは、4年連続の「干ばつ」「ひょう被害」でお金が全くなくなりました。
けれども、そこから
収益爆上げ
補助金申請ゼロ
子どもが後継者になる
を実現しましたよ。
農家の方、現在辛いと思います。どうか、この本を読んで、農園がある地区の自然を観察し、支出を減らし、収益を上げるヒントを得てください!そして、消費者にもできる事が、たくさんあるんです!
詳しくご紹介しますね~
遺伝子組み換えは、避けられている
アメリカでも「遺伝子組み換え作物」「ラウンドアップ」は避けられています。
もちろん、ゲイブさんの農場では、育てていないし、飼料として与えていません。農薬も不使用です。
食品添加物も、避けられている
3番目以降に訊かれる質問が
抗生物質は使いますか?
ホルモン剤は使いますか?
家畜はどんな環境で育てていますか?
ゲイブさんの息子のポールさんは、最後の質問にはこう答えるそうです。
もちろん、すべて不使用。家畜は広々としたところで、のびのび育っています。
ゲイブさんは有機認証を取っていません。けれども、消費者は喜んで買っていきます。信頼関係が出来れば、認証は不要……制度って、見方を変えれば「天下りの温床」ですからね~
大切なのは「見方を変える」
ブレイクスルーで大切なのは「見方を変える」
見方を変えると、最初は周囲の人にバカにされます。けれども、今までと同じことをしていたら、貧富の格差は広がり、気候変動が進みますよ。
農家、消費者ともに、見方を変えませんか?
農家も消費者も、大企業にみつぐのはやめよう
ゲイブさんは、北海道稚内市と同じ北緯の土地で
化学肥料
化学農薬
殺菌剤
牛の飼料に穀物
駆虫剤
ホルモン剤
予防注射
遺伝子組み換え作物
アミノ酸等
硝酸塩
人工合成添加物
これをすべて「不使用」の農作物を生産しています。大企業にみつがなくても、収益は上がるのです。
だから、私たちも今までの消費行動の見方を変えませんか?
生協だって大量生産・大量消費をしている
農協、生協などを通すと、どうしてもそこに利益が落ちます。「直接購入」すれば、直接農家に還元できますよ。
「ウチの生協は違う!」という方。その建物、トラック、事務所、職員……維持する経費はどこから出ていますか?
私は実態を知りたくて、いくつかの生協で「委員」をしてみました。どこも「大量生産しないと取引できない」「大量消費のため、組合員獲得」「安くしないと」「国内で調達できなければ、海外製品」でした。
「いやいや、ちょっと待ってください。なぜ農家が生産をやめるのか、その原因を根本的に解決できるか、生産者と相談したり、生協で出来る事を考えませんか?」
と言ったら「それは我々の仕事ではない」と言われましたよ。
その考えが「工業的農業」を進め、農家を追い詰める一因になっています。
ですから「消費者も、消費行動の見方を変えませんか?」と提案するのです。
直接購入に「ネット」「ふるさと納税」
直接購入、結構カンタンですよ。
自分が住んでいる自治体名と、「平飼い」「自然栽培」「固定種」など入力して、検索。
牛尾農園の鶏は「平飼い」「自家製飼料」で、卵は10個400円(送料別)!
ニワトリが暑さでぐったりしている時は、買えないときもあります。それがまた「自然とつながっている」感じがして、安心するんですよね~
「ふるさと納税」も使い方次第。「こっそり頑張っている農家を見つけるのに、最適なツール」だと思えばいいんですよ。
出会うきっかけが「ふるさと納税」でも、あとは「直接購入」すれば、信頼関係が築けます。
現状を打ち壊すために必要なのは「見方を変える勇気」です。一人一人は微力ですが、無力ではありません。