人生100年時代、教師を辞めても大丈夫?:研究主任をしていたころを振り返ってみる
24年間 担任をしていた中で 研究主任をしていたのは 6年間です。
研究主任とは・・・
つまり 各学校で行われている 校内研修を 企画・運営する役割です。
子どもたちの状況を分析し
どのような力をつけたいか決め
管理職と話し合い 企画・運営します。
この校内研修は 他の国からも注目される
すばらしい取り組みと言われています。
1年間のテーマを決めて 研究を進めていきます。
もちろん 研究主任でない時は
1メンバーとして 参加していました。
知らないことを学ぶ機会として
とても有意義な 取り組みでした。
しかし 疑問に思うことがありました。
発言力のある 少数の意見に流されていたことです。
総意として 方向性が決まっていたことが
ある人の発言で ふりだしに戻ったり
くつがえされたり するのです。
何のために話し合っているのだろうと
おもっていました。
研究主任になった時
この疑問点を 改善したいと おもいました。
話し合いの方法を変えました。
自由に挙手して 発言するのではなく
グループごとに話し合い
その結果を 開き合い
最終的に 決めることにしました。
こうしたグループワークは
当時は あまり使われていなかったため
新しい挑戦でした。
おかげで 少数の意見に流されることは なくなりました。
他にも 2つ変えました。
各グループに分かれて 研究を進めていきますが
その構成人数を 少なくしました。
フットワークを軽くし
研究を進めやすくするためです。
そして 研究会や会議の時間を短くしました。
残りの時間は 個々の業務の時間としました。
今で言う 働き方改革のためです。
研究主任をしているときに
大切にしていることがありました。
それは 「楽しみながら」研究を行うことです。
子どもが楽しく学び 生活を送るためには
職員も「楽しみながら」取り組んだほうがいいと
おもったからです。
こういった前例にとらわれない 取り組みは
企画段階で 管理職に相談しました。
許してもらったことに感謝しています。
いっきに変えるのではなく
少しずつ取り入れたことで
職員にも受け入れてもらえたのだと
おもいます。
受け入れてもらった方々に 感謝です。
ありがとうございました!
担任をしながらの 研究主任の役割は 負担ではありました。
しかし 学校全体を見て行動する よい経験となりました。
次回は 教務主任として仕事をしていたころを
ふりかえってみようとおもいます。
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