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ブックワーム(bookworm)本のムシ

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活字中毒者です。まず完治の見込みはありません。治すつもりもなく只読み耽る日々
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記事一覧

(本当にヤバすぎると思う)原発と司法/ガザの悲劇は終わっていない(岩波ブックレッ…

「原発と司法──国の責任を認めない最高裁判決の罪 (岩波ブックレット)」樋口 英明 (著) 20…

401da
2週間前
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【書評】震災特派員(文庫版)を読んで・・・・・・・・優れた記者の居場所って?

仲間内で朝日新聞記者・ルポライター三浦英之の作品が絶賛されていて、ちょうど書店で見かけた…

401da
2週間前
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ヒダンキョーas international word

核兵器の開発や保有、使用などを禁止する核兵器禁止条約は、4年前の22日、国連で採択されて発…

401da
3週間前
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「街道をゆく」by司馬遼太郎、で沖縄・先島の旅から北海道の諸道へ

今では休刊となってしまった週刊朝日、女子大生シリーズの表紙や似顔絵塾とともに長い間連載さ…

401da
1か月前
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(飲む前に)読んでみなはれ、(読む前に)山崎飲んでみなはれ

伊集院静の遺した名作には数々の人気作がある サントリーを一代でトップ企業に成長させた鳥井…

401da
1か月前
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テレビと原作、どっちが優秀??大富豪同心〜漂着うつろ舟〜&〜大統領の密書〜 

この時期テレビの番組表を見てもみたい番組が見つからないタイミングが読みかけの品を楽しむ絶…

401da
1か月前
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ベストセラー「身辺整理」・・・(うちで)2冊目のモリタク本に驚かされたミニカー収集の鬼

妻がポチッとやって森永卓郎の大ヒット2冊目が我が家に届いた。 終活とは銘打っているものの半分近くは森永卓郎史なのである。ここが実は面白い 大別して仕事史、そしてあの膨大なコレクションに触れたくだり・・・・ ここが一番興味深いのだ。 ・実は所沢の森永博物館には私が持っていたのと同じ60年代初頭のマッチボックス製ミニカーが昨日買ってきたばかりのような輝きを放って陳列されているのだ。もう他人のような気がしない。森永少年と同様、私の父もお土産にミニカーを買い与えてくれたが毎日では

「未来に伝える沖縄戦④」(琉球新報社編)をお土産に買って殉国美談を考えてみたって…

那覇空港からモノレールで数分の小緑駅、隣接のAEONのショッピングモールにくまざわ書店の大型…

401da
2か月前
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岩波ブックレット:佐渡金山世界遺産について その労働史の疑問に答えてくれる一冊

ワンテーマでピンポインとの疑問にストレートで答えてくれる そんな岩波ブックレットが最近の…

401da
2か月前
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Gオーウェルの動物農場が最高に傑作すぎた

40年後の未来を描いた「1984」と並んで英国の作家ジョージ・オーウェルのもう一つの代表作…

401da
3か月前
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少年が来るby韓江(ハンガン=ノーベル文学賞作家)

ノーベル文学賞作家ハンガンの作品では、かなりハードな読み応えの異色の作品が実際に起こった…

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3か月前
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作家/韓江のことば「すべての白いものたちへ」

ついに見つけました!(村上春樹よりも先に) アジア人女性で初めてノーベル文学賞 受賞した女…

401da
3か月前
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あっぱれ蔦屋重三郎の破天荒ぶり「蔦屋」谷津矢車版

書店で何度か見かけた蔦屋重三郎の本のタイトル。文庫版だけでも数冊ある中からまず選んだのが…

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4か月前
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正月号付録

月刊誌オートバイ まだバイク道程だった少年の頃から愛読していた分厚いバイクの雑誌 今でも健在な今月号の付録は20世紀国産バイクのエンサイクロペディア これに載らない市販車はないと言っていいくらいの秀作で是非一家に一冊お買い求め頂く価値はある その中でも70年代のページを開いてみると歴史に残る、いや歴史を変えたバイクが幾つも生まれたことに気付かされる まずは70年の初頭、既にホンダからナナハンで知られる4気筒750ccエンジンのモンスターが生まれていた。 欧州車に負