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「新発売」につられた。
コンビニの棚に寄る。
おいしそうなスイーツがあるとじっと見て、それで買おうという気持ちに近付くと、手にとってみる。
消費期限などを確かめて、ここ数日のおやつの予定を考えて、買うかどうかを決める。
ただ、そうした手順を取る前に、つい買ってしまうことがあって、それが「新発売」の力だった。
新発売
ファミリーマートの棚で、この「生ドーナツ」のパッケージが柔らかい雰囲気で、なんだか美味しそうで、しかも「新発売」のシールが貼られていた。
それは、明らかに自分が食べたことのない証でもあるし、いろいろな試行錯誤が、おそらくはようやく形になった印でもある気がする。
さらに、少し遠いことかもしれないが、「地上波初放送」という言葉が、地上波しか見られないテレビ視聴者にとっては、見る動機の一つとなることと、ちょっと関係あるかもしれないのは、自分にとっては、初めて食べる味になりそうだからだ。
生ドーナツ
「生」という接頭語はいつの間にか増えてきて、それは生ハムとか、生チョコレートあたりから一般的になった気がするけれど、実は、その「生」の意味をよくわかっていないことも多いのに、なんとなくイメージで、おいしそうな気がする。
だから、この生ドーナツも、その生の理由は知らなくても、美味しいかも、という期待はしてしまう。しかも、(いちごみるくホイップ)が入っているのだから、まずくするのが難しいと思うのは、ドーナツという定番が安定した力を持っていることへの信頼感が、知らないうちに蓄積されているせいかもしれない。
2つ買った。
妻に感想を尋ねた。
「ドーナツだけど、穴の分まで詰まっているので、ボリューミー」
確かに、穴は開いていない。そうなると、いつから、穴がないものもドーナツと呼ぶようになったのか、といった気持ちにもなる。
「いちごクリームが、おいしい。すごくいい。
酸っぱさまであって、おいしい」
妻の表情も柔らかいので、よかったと思う。
「ドーナツもおいしい。カステラみたいな感じ。----しっとりしてる」
外側の部分もおいしければ、それが基本とはいっても、より美味しくなるはずだ。食べ終わった妻は、ドーナツが入っていた袋をさわっている。
「---このパッケージまで、しっとりしている」
それには気がつかなかった。次も食べたいかどうかも聞いたら、すぐに「また食べたい」と答えが返ってきた。
新発売は、おいしかった。
いちごの味
自分にとっても、特にいちごみるくホイップが、おいしかった。
以前の、市販されているいちご関連のいちごクリームは、甘かった。それはそれで、当時は美味しく感じていたのだけど、白いホイップクリームとそれほど変わらないのに、色を赤っぽくして「いちご味」と主張しているようにさえ感じたこともあった。
だけど、今回も感じたのは「いちごの味」の進化だった。
妻が言っていたように、いちごの酸っぱさのようなものまで再現されていて、こうした味は、少なくとも20世紀にはあった記憶がないから、甘くて酸っぱくて、いちごのような美味しさの再現力が、だんだん上がってきているように思う。
それは、ここ数年でも感じているので、もしかしたら、次の「新発売」では、もっといちごのおいしさが進化したスイーツが食べられるのかもしれない。
そんな勝手な期待をしてしまうが、おいしいスイーツが近所のコンビニで買えるのは、確かにありがたいことだと思っている。
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