耳たぶが、気になる。
ある年齢以上が知っている「言い伝え」のようなものなのか。それとも、特定の地域に根付いていた「ことわざ」なのか。意外と今も広く信じられていることか。あまり定かでないのだけど、ずっと気になっていることがある。
耳たぶが、福耳だと、運がいい。
耳たぶが、厚くて、大きいほど、幸運と言われ、だから成功者が多いし、現代であれば、必然的に経済的にも豊かなので、よくテレビで目にする人気者の耳たぶを見て、あ、やっぱり大きい、とか、大御所的な人の耳をみて、はち切れそうに耳たぶがふくらんでいるように見えて、納得したりする。
場合によっては、成功の度合い大きくなっていくごとに、耳たぶも福耳になっていく人もいる。ような気がする。
写真
それでも、一時期は、この「言い伝え」を信じなくなったことがあった。
それは、街中などで目にする「指名手配」の写真を見て、その人たちの耳を見て、意外と、耳たぶが大きい場合が多かったからだ。そこに載ることは、やはり、幸福とは言えないだろうし、そういうことを考えること自体が、いろいろな意味で、不謹慎で失礼とは思いながらも、「指名手配」の写真を見るたびに、その耳を見ていた。
そんなことを話した誰かが、だけどさ、この人たちは、まだ捕まってないわけだから、それは、幸運ともいえるのではないか、といったことを言ったので、それに納得しそうにもなり、ただ、そんなことを、いろいろと思うこと自体が、ほめられたことではないのは、分かっていた。
それでも、耳たぶは、人体の一部で、しかも人によって違って、それが、他の人からも見られてしまうから、不思議なことでもあると思う。
確認
以前よりも、耳たぶへの熱が冷めてきたとはいっても、時々、耳が大きい人が出てくると気になる。
同時に、今は、昔の映像が残っていることが多いから、その時期によって、耳たぶがふくらむかどうかが、確認できるはずで、それも気になっている。
テレビ番組「マツコ会議」で、ヒューマンビートボックスRofuが登場し、今、この分野がどうなっているのかを垣間見せてくれて興味深かったのだけど、この時にリモートのゲストとして、ヒカキンが登場した。
その時に、昔の、ヒューマンビートボックスを披露する人としてYouTubeに出てきた頃の映像が映った。それは、おそらくは2000年代のものなのだけど、その時の耳たぶと、現在のヒカキンの耳たぶは、明らかに違う。
完全に、福耳として大きく成長していた。
この20年でも、最も運に恵まれた一人でもあると思うので、これだけの変化を見て、やっぱり福耳は、本当かもしれない、と思ってしまった。
確認できたような気持ちだった。
(ただ、このヒカキンの耳が変化したのは、有名な話↓だと、後で知りました。なんだか、意気込んだのが、ちょっと恥ずかしいです)。
(他にも、いろいろと書いています↓。よろしかったら、読んでもらえたら、うれしいです)。