「9月の終わりと、ピークアウト」。2023.9.30.
高校生が家の前を通っているのが、話し声が多くて、わかる。
今日は土曜日で、近所の高校も通学日のようで、そういえば、午前8時30分近くに多く人が通っていたから、たぶん、ギリギリに来る学生がやっぱり多いのだろうと思う。
私自身は、高校生当時、よく遅刻していたので、もっと遅い時間に学校へ着いていたことを思い出す。
牛丼屋
午前9時前に家を出るときには、もう高校生はいなくて、人通りが少なくなっていた。
薄曇り。暑いと言っていい気温。
駅前の牛丼屋には、4人のお客さんが見える。この時間帯では多い方だと思う。
カット&カラーの店の前のベンチには、女性が一人座って待っている。
駅前には、電車を降りたばかりと思える人が、道路いっぱいになって歩いてくる。
半袖
駅に着いて、ホームには15人ほどの人が待っている。
9月の終わりなのに、半袖の人の方が多い。
マスクは、3〜4人着用しているだけだった。
親子
電車が来て、電車に乗る。
車内の人の数は、先週よりも多いような気がする。
駅に着くたびに、人は増えていくが、静かなままで電車は進む。
途中から乗ってきた、母親と娘らしき二人は、顔を見合わせたまま、かなり近くに立っていて、どちらも小柄でスリムで、身長もほぼ一緒くらい、表情もしばらく固かったので、近くに立っている人間にも緊張感が伝わってくるようだった。
しばらく経って、母親らしき人が笑い、娘と思われる学生が話を始めると、耳を近づけて言葉を聞こうとしているようだったから、さっきの緊張感は気のせいだったのかもしれない、と思う。
アルコール
終点に着いて、電車を降りる。
乗り換える時に、次の路線の改札を入ったところにあった除菌のためのアルコールポンプは、やっぱりなかった。
次の電車に乗る。
車内のマスク着用率は、3割くらいになっている印象だった。
電車は静かに進み、駅に着いて、人が降りて人が乗ってきて、目的の駅に着いた。
この駅には、改札の隅っこに、人の動きの動線から外れたような場所にある除菌アルコールポンプはまだあった。押したら、アルコールは出た。
なんだか、少しホッとする。
色
駅の外へ出る。
薄曇りのままだった。
道路の脇の木々の葉っぱは、ほんの少しだけ、赤や黄色に微妙に色づいてきている。
ピークアウト
「5類移行」後は、感染者数の発表は、定点把握という方法になった。
前週と比べて、感染者が増えたかどうかだけは、何とかわかって、それで3ヶ月ほどずっと増え続けていたと思っていたけれど、全数把握でないとピンとこないし、重症化の人や亡くなった方も発表されないので、どのくらいの状況なのか、本当にわからなくなった。
同時に、こうしたニュースも探さないと目に触れなくなった。
夏に増加して、秋に減少し、冬に向かって、また感染者が増えていくパターンは、3年も続いてきたのだから、それで「今後も感染対策を続けてほしい」という訴えになるのだろうけれど、どれだけ有効なのだろうか。
感染対策は、個人的には重症化リスクを抱える家族がいれば、続けている。
本当に感染を増加させないためには、重症化のリスクの少ない人も含めてなるべく感染しない、ということが大事になってくるのは、この3年間で学んだけれど、こうした人たちに感染対策を続けてほしい、という声が届きにくくなっているのは間違いないと思う。
そうであれば、誰がいつコロナに感染しても、適切な診察と治療を受けられるような医療体制を整えるのも、感染対策で、それができるのは市民ではなく厚労省だと思うのだけど、今は、その点はどうなっているのかを、伝えてほしい。
そのことは、「5類移行」後、ずっと思っている。
夕方
午後4時過ぎ。
用事が終わって、朝降りた駅に、また向かう。
やや暑い夕方になっている。
家に電話をする。妻は体調がいいらしいので、予定通り、待ち合わせをする。
どうやら、自宅のあたりは、一時、雨が降ったらしい。
乗り換え
いつもとは違う路線に乗る。
目的の駅に着いて、地下鉄に乗り換える。
この場所は、随分と昔、最初に勤めた会社に早朝出勤するときに、ギリギリだったので、ほとんどダッシュで走って、カーブを曲がっていたことを思い出す。
そこにあるショップはすっかり変わっていたのだけど、その周囲の壁の古さは、ほぼ変わっていなくて、なつかしい感じがした。
地下鉄は、ほぼ満員電車のようで、ちょっとこわかった。
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