梅ドリンクの不思議。
スーパーなどに行くと、飲料の棚に向かう。
その時に安い飲み物。飲んだことのない飲料。見た事のないネーミング。
アルコールは飲まなくなったこともあって、そういった商品が以前よりも気になるようになった。
その中で、いつも探すのが「梅ドリンク」だった。
梅の飲み物
飲み物に関しては、普段は、それほど強く好みを主張しないのに、妻は、なぜか、「梅の飲み物」が好きで、買っていくと、いつも喜んでくれる。
だけど、梅の飲み物は、ある時期になると、急に棚に現れて、少しずつ、その列が少なくなって、気がついたら、姿を消す。
一回、買って、次もあるから、と思っていると、ウソのように買えなくなる。
そして、その販売の規則性も分からなくて、基本的には、梅の実がなるころだと思っていたのだけど、それがよく分からなくて、マメに飲料の棚を見る。
もしくは、駅のホームの自販機を見て、梅のドリンクがある時は、値段が定価なので、微妙にちゅうちょもするのだけど、なるべく買うようにしている。
そんな「梅のドリンク」が棚に並ぶリズムが一年に、何回かある。
本当は、年間通して販売しているのだろうけれど、どうして、スーパーの棚に並ぶのは、不規則なのか。そのことは、やっぱり不思議な気持ちになる。
南高梅
500mlのペットボトルの飲料の定価は150円くらいだけど、ここ何年かはスーパーなどで買うことが多く、100円以下のものを手にする機会が圧倒的に多い。
炭酸だと、ペプシの600ミリが、比較的、いつも安くて、以前は、税抜きで60円台だったけれど、このところの値上げラッシュの中で、70円台後半になった。それでも、コーラ関連では最も安いので、このタイプはよく購入する。
さらに、ちょっと変わった飲み物も買う。
サンガリアが多い。
そして、毎年のように、梅のドリンクは、微妙にパターンが変わっているように感じていて、2023年は、棚にこの商品が並んでいる。
スーパーでは、130円くらいだから、100円以下の値段設定になっている飲料と比べたら、高い。その傾向は毎年同じなので、それだけ、需要が多いのだろうし、好きな人もいる、ということは、妻の喜んでくれる姿を見ても、わかる。
そして、今も目についたら買うようにしているのは、気がついたら、棚から姿を消して、次にいつ登場するか分からないからだ。
梅の味
そういえば、どうして、そんなに「梅の味」が、好きなのだろう。
妻に聞いた。
「梅の酸っぱさに、甘さが加わると、なんか、キュンとする。
育ってきた過程に、梅は必ず、子どもの頃から、いつも慣れ親しんでいる。梅干しとか、練り梅とか。駄菓子にもあったじゃん。そういう梅のお菓子。
自然すぎて、分からないくらい、ずっと味わってきた。そこに甘さが加わることで、すごく、美味しくなる。体が覚えている、ということかな…』。
それに付け加えるとしたら、年齢とか健康志向のこともある。
「ハードな塩味の梅干しとかは、いろいろな意味で、ちょっと無理になってきたかも。かといって、はちみつ梅干しは、ちょっと好きじゃない。…そう考えると、梅のドリンクも、酸っぱさと甘さで、同じなんだけど、ドリンクの方は、甘さと酸っぱさが、ほどよい、魅力的なバランスになっているんだよね」
それを聞いた私は、心からの納得がないということは、梅に親しんできていないだけなのだろう。スーパーの棚から消えるのが早かったり、他の飲料と比べても値下げ幅が少ないということは、妻の感覚のほうが多数派なのだと思う。
どちらにしても、これからも、梅のドリンクは目についたら、なるべく買うのは、変わらないはずだ。
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