「女」という生き物について、考えてみた。
3/8。
今日は国際女性デーだ。
そんな日に、改めてわたし自身の一つのアイデンティティでもある「女性」というものに向き合ってみた。
実際、私自身は小さい頃から
女性であるということが嫌で、
生まれ変われるなら男になりたい!
といつも言っていた記憶がある。
いかにも女の子って感じの
集まりとか遊びが好きじゃないし、
女子特有のめんどくさい絡みとかも本当に嫌だった。
ピンクのものはほとんど持たなかったし、
あえてブルーを選んだり、
学校の休み時間も基本的に男子と
勢い良く外に出て行って、泥んこになりながらキックベースやドッジボールをして遊んでた。
大雑把な性格だし、基本的に思ったこと
ズバズバ言っちゃう性格だったから、
男子と殴り合いの喧嘩をしてるくらいが性に合った。
中学になっても、
朝から晩まで部活と駅伝練習。
真黒になりながら、
男子に負けじと全力で練習する。
私のことを気になる先輩がいて、
告白された時には「なんで私?」って思ったし、
そう言う目で見てるなんて、
正直「気持ち悪い」とまで思った。笑
もはやこんな私が、今では声を大にして
「女性性を大切に」
なんて言う日が来るとは、
もう宇宙的な時代の流れがそうさせたとしか言いようがない。笑
思い返してみると、
私が自分自身を女性として意識し始めたのは
高校1年生の時から3年間付き合った
彼の存在があったからだ。
女として自信もなかったし、
女性である自分に対して興味もなかった私を
大きな愛で包んでくれた。
家族以外の存在から、
初めて本当の愛に包まれた経験だった。
こう考えてみると、
女性を女性にするのは男性なのだ。
「国際女性デー」とか「フェミニズム」
とかいうとどうしても、
男性を非難して女性の尊厳を守る!!
みたいなイメージを持つ人も多いと思う。
でも女性はもともと強いから!笑
だって子供を十月十日、
自分のお腹の中で育てて産むんだもの!
そんな女性の女性らしさとか美しさを
引き出してくれる男性についても
この機会に考えたいなって思うんだよね。
今までを避難するんじゃなくて、
「こういう世の中がいいよね」
って理想を描いて、男性も女性も、
自分の性に特にこだわってない人も、
みんなみーんな尊重し合いながら
生きていきたいよね。
美しき、女神たちへ。
私たち女性は自分たちの力を信じて、
このチャンスに溢れた
素晴らしい時代だからこそ
いろいろとチャレンジしていきたいよね^^
新しいことにチャレンジしたり、
何かに声をあげるときは
とっても勇気が必要だし、
時には非難されることもあるかもしれない。
でもいつでも、どんなときでも
自分の中の信念を守り抜いて。
ニュージーランドの女性首相が、
就任後にすぐ妊娠発表をし、
出産後は首相として世界で初めて
産休を取得したのだって、
きっととてつもない勇気が必要だったと思う。
でも彼女の存在がまた一つ
世界の女性たちに希望を与えたんだもの。
きっと私たちも、
一人一人が恐れず声を上げて、
ありのままに生きることが
誰かの勇気につながる。
女性の中にも半分は男性性があるし、
同じように男性の中にも女性性がある。
だからお互いをわかり合うことがきっとできる。あとは向き合うだけ。
パートナーがいる人は、
今日はこれでもかってくらい
コミュニケーションをとって欲しいな。
最後に。
斉藤三咲