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アニメーターに必要な人体知識【手首の可動域】

こんにちは、3Dアニメーターらいはんです。
今回は、手首の可動域のご説明となります。
手首はよく目にするため、セルアニメーター、3Dアニメーターアニメーター問わず、アニメーターとして知っていた方が良い知識です。

大きく曲がる方向は?

手の平側が1番曲がります。最大80度(人による)
手の甲側が2番目。最大70度(人による)
小指側が3番目。握手!最大40度(人による)
親指側が4番目(1番曲がらない)。
最大15度(人による)

上図のように手首は
手の平>手の甲>小指側>親指側の順に大きく曲がります。
人によって可動域に差が出ますが、上記の順が一般的です。

手の平側の方が、手の甲側より、曲がります。
小指側の方が、親指側より、曲がります。

特に注意したいのは、親指側です。
可動域がかなり狭いのに、2D、3Dの人キャラクターで曲げ過ぎて違和感になってパターンよく見かけます。
「人体知識が無い」または「観察が足りていない」と起こしてしまう間違いです。

よく動くし、よく見るため、違和感(ウソ)がバレやすいです。
手首の角度も同じく違和感になってしまいます。

最後に

手首という部位はよく使うし、目にしてるはずですが、無意識でアニメーションに作ってしまうと間違う事が多いです。
観察と知識を貯めて、説得力のあるアニメーションを作れるようになりたいものです。
お互いにレベルアップを目指しましょう!

▽参考記事【人体構造】

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