ボールは友達、地球も友達!
こんにちは、3Dアニメーターの らいはん です。
バウンシングボールを甘く見てはいけない!というお話。
地球は友達!
例えばバウンシングボールでは、
重力、慣性、摩擦、空気抵抗などの物理現象を身につけるために何度も繰り返し修正を重ねます。
アニメーションの基礎、物理が詰まっています。
アニメーションで必要な物理現状は地球を知り、理解し、アウトプットできること。
まずは「地球と友達になる!」ってことです!
ボールは友達!
他には、性質の違いを表現します。
2つの性質が違うボールを動きを作る。
重さの表現、弾性表現、摩擦表現、リアルからアニメーションをさせる際に上手く緩急をつけ、ストレッチ&スクウォッシュさせたりします。
性質は、キャラクターに置き換えると性格のようなものです。
バウンシングボールの時点でうまく表現できなければ、キャラクターなどもってのほかだと思います。
全体を1つで観る事
ボール自体は、簡単な形状です。
そのため、1つで観る事を養う事に長けています。
人間だと、例えば顔だけをついつい見過ぎでしまったり、手の動きが気になったりしてしまいます。
その際に、全体的な動きの方向性など、1つとして把握する事が難しかったりします。
この点が、ボールだと1塊で観る事を意識すれば、鍛えられます。
【木を見て森を見ず】にならないようにする事。
最後に
意外と複数のスキルが学べるバウンシングボールというわけです。
ちなみに、凄腕の海外アニメーターの方は、
バウンシングボールが作れれば全てが作れる!
とおっしゃっております。
世の中の動きとアニメーションの本質を理解していればという事なのかな?と思いつつ、まだまだ理解が足りていないなぁと思います。
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