保育参観…親から離れないのは甘え？

みなさんの園には、保育参観などの
保護者参加型の行事はありますか？

今回は、行事の際に親元から
離れられない子について
お話します。

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保育参観などで他の子が親から離れて
先生の前に集まって話を聞いたり、
製作などの課題に取り組んでいる中、

自分の子だけ親から離れず、
保育に入っていけないと
「うちの子、大丈夫かな？」
「甘やかしすぎなのかな？」
と心配になる方もいると思います。

でもね…この行動…
この子の自立にとても大事なことなんです。

【保育参観】という行事は、
「普段の保育の様子を見る」という目的がありますが、
実は、普段と大きく違う所があります。

それは…

知らない大人がたくさんいる

ということです。

自分より身体が大きくて、
素性もよく分からない人がたくさんいる中に
自分だけ入れられたら…
大人でも不安になりませんか？

その中に知っている人が
一人でもいたら、安心するし、
その人の側を離れたくない
という人が多いと思います。

子どもにとって、保育参観はそういう場所なんです。

その中で親元を離れないということは、
親のことを信頼して

ここにいたら、必ず守ってもらえる

という絶対的な安心感があるからなんです。

では、保育参観でも
親元を離れて保育に参加できている子が
親のことを信頼していないのか…
というと、そうではありません。

親から離れて集団に入っていける子は、
すでに

離れていても、何かあったらすぐ守ってもらえる

という安心感を持っている子です。

子どもの性格にもよるので、
安心感を感じるのに
早いから良い・遅いからダメ という
優劣はありません。

お子さんが

何があっても、自分を守ってくれる人がいる。
帰る場所がちゃんとある。

と思えることで、
自立していろいろなことに挑戦できるのだと思います。

まだ人間歴数年！
無理に突き放す前に
この子の【安全基地】として
心と体を守っていきませんか？
（どうせいつかは「パパ来ないで」「ママ来ないで」って言われるんですから…😂笑）

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