口に出すことが、自信につながっているのではないかしら。
私がこんな風に歳を重ねられたら素敵だなと憧れている方が、少し前にこんなことを話してくださいました。
自信がないことでも口に出すことで、自信につながっていく。
そういう視点で考えたことなかったなと目から鱗でした。
このお話をしてくださった私の憧れの方も以前、「口に出したことは不思議と自分で責任を持ってやり遂げようとしますよ!」とアドバイスをもらったのだそう。
そして、そのアドバイスを聞いて以来、「その通りだなぁ」と実感したことがしばしばあり、今では躊躇する時に背中を押してくれる大事な言葉になっているのだと教えてくださりました。
大事にしている言葉を送っていただけたこと、とてもありがたく、心に沁みました。
このお話を聞いてから、「口に出す」ことについて考えるようになりました。
私は「自分はこういうことをしている」とか「こういうことが好き」など、自分のことを口にするのが年々苦手になっている気がします。
その理由は、いろいろあります。
・自分のことを口にするのは恥ずかしさがある
・人に話すほどのことではないのではと思っている
・自信がないからなかなか口に出せない
・話したことに対して、相手がどう思うのかと勝手にあれこれ考えてしまう
特に一番最後の理由が大きいのではないかと思います。
歳を重ねるにつれ、それぞれ生活環境や状況が変わってきます。そんな多様な毎日の中、私が口に出したことで、自分の思わぬところで相手を不愉快にさせてしまったら、変に負担をかけてしまったら、興味がなかったら・・・などと考えると、話したいと思ったことでも、心の中に留めておいてしまうことがあるのです。
口に出せない理由を眺めていると、直接会って話そうとするのではなく、まずはSNSなどで発信してみるのはどうだろうと思い浮かびました。
行動に移してみようか迷っていた時、あの言葉が背中を押してくれました。
「口に出すことが、自信につながっているのではないかしら」
おかげで、InstagramやFacebookで地域発見クリエイターズ課での活動を口に出すことができました。
すると、いろいろな反応が返ってきたのです。
応援してくれた人。すぐに投稿を見て感想を伝えてくれた人。活動のことを一緒になって喜んでくれた人。
私が思っていたよりも多くの人に興味を示してもらえたことに驚きました。
そして、私の周りにはこんなにも応援してくれる人がいたんだと気がつきました。
口に出さず、「話すほどのことではない」とか「恥ずかしい」とか「興味をもってもらえないかも」とか勝手に思い込んでいた自分が、なんだか恥ずかしくなりました。
もっと周りの人を信じて、自分のことをオープンにしてもよかったのですね。
口に出してみて、自信につながったのかは今はまだわかりません。
でも、このことに気づけただけでも、口に出してみてよかったと思います。
周りで応援してくれる、興味をもってくれる、反応をくれる人たちに、楽しんで活動していることを届けたい。そのために、もっともっと活動を頑張っていきたいです。
新しい頑張る意義を見つけられて、より前向きに活動するパワーがもらえました。
いつか同じような悩みをもっている人がいたら、私もそうしてもらったように、この話ができたらいいなぁ。