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オードリー7食べ塾23:サラダ油高騰飲食店対策3つご紹介します!

写真の菜種油で作ったキャノーラ油は1缶18Lで7900円以上
の価格で売られていました。少し前は4000円前後でした。

■対策1:
 揚物メニューは食材原価率30%以下の食材を
 使って油コストを吸収する!

<基本的な揚げ油の説明メモ>

パーム油(油ヤシから作る油)海外産 
 主に業務用で使用されており、飲食店用、カップ麺、冷凍食品に
 利用されています。
 家庭で使われていなくても、1人当たり4kgを消費していると
 言われています。

なたね油(キャノーラ油)
 一番見聞きする油と思います。
 ブレンドされたものもサラダ油になります。

大豆油(白絞油)シラシメ
 アメリカからなどの輸入品を国内で絞ります。
 日本国が業界に卸す価格を決めています。(要するに大問屋)
 
他に
コーンサラダ油(トウモロコシの胚芽から作る)
オリーブオイル 
(オリーブオイルの効能)
 抗酸化作用、動脈硬化の予防、心筋梗塞・脳卒中の予防
 腸内環境の改善、口臭予防

 揚げ油として使っている専門店もあります。

<食材原価率30%以下で揚物にできる食材>

鶏肉

鶏むね肉、手羽先、とり皮、砂ずり、ササミ、ボンジリなど

肉類

トンカツ、ヒレカツ、ハム、卵など

魚類

青魚類、きびなご、ワカサギ、チリメンなど

野菜類

ほぼ何でもOK(天ぷら・パン粉揚げ)


■対策2:
 ノンフライメニューを作る

方法は2つあります。
①パン粉仕上にして、表面に油を塗ってオーブンで焼く
②調味液にゴマ油などの油を加えて冷蔵庫で寝かしたものを焼く

健康志向にピッタリ
 今後は揚げ油の危険性も大きく報じられていますので、
 多くをとりすぎない調理方法も、美容健康的に売りになるかと
 思います。
 (*現状ではオリーブオイルを使う方法が良いと思います)
   →210度以上での加熱では煙が出ます。以下は大丈夫です。

使用料を減らす

<コツ>
①火入れの時はじっくり加熱
②仕上げの時は高温で短かい時間で、表面をカリっとさせる
 (*天ぷらの2度揚げの時と同じ要領)


■対策3:
 半分を「揚げ焼き調理」に切り替える

 揚物でなく揚げ焼きをするものは、そこそこあります。
●トンカツでなくポークカツ
ビーフカツ
チキンカツ

調理法を変えることで、揚げ油の消費量を抑えることができます。

そして何よりも、
今年の値上げが最後の値上げではないということです。
年1回は値上げがあってもおかしくないのが、令和の時代です。

よろしくご検討ください。

(了)


 


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