食日記23:2つある不確実性の時代って不安ですか?少しは安心できる投稿!?
人生の時間の半分以上が「今から先」という人から見れば、
不確実性の時代は何とも嫌な避けて通れるものなら避けて通りたい
イメージと思います。
現実問題として、今から先が不確実性の時代と言っても、今までも
不確実満載の時代はあったと思います。
●幕末~明治15年ごろまで 士農工商➡四民平等へ
●昭和20年(1945年) 敗戦により軍国主義国家➡平和国家へ
●1991年 バブル絶頂➡バブル崩壊へ (真っ逆さまの転落)
●2020年~2022年 コロナ禍時代➡アフターコロナ時代へ
少なくとも、150年間に4回は起こっています。
■不確実性の時代は2つの要素に分けられる
不確実性の時代は大きく二つの要素に分けられると思います。
ひとつは、
未来に対する変化を予測しがたい不確実性 です。
そしてもうひとつ私が思うのは、
今あるものがいつ失われてゆくか予測しがたい不確実性 です。
2つとも、つまるところは、
この先、人生を終えるまで安心して暮らしてゆけるか?の不安を
どう回避できるか?答えが見えないということです。
前置きで書きましたように、不確実性は昔から日々あるのです。
生きてる=見えない夜の海を小舟で前に進む 心細さはあります。
言葉の便利さに迷わされて、言葉の罠に落ちないようにしましょう!
■ひとつめ:
未来に対する変化を予測しがたい不確実性
およその不安要素を5つピックアップしてみました。これ以外にも
まだまだあるかと思います。自分なりの意見です。
💛収入
人生100年時代と言われると、限界まで働かなくちゃとなりますが、
そんな高齢域まで働く意思本当にあるのって聞きたくなります。
「人生=健康年齢+罹病年齢」と考えたほうが一般的と思います。
私は、人の意見は飲み込んで咀嚼して、味とかを吟味して飲み込むか
吐き出すかを決めています。ですから、政府が人生100年と言っても
まったく踊っていません。年金財政がピンチの時代の奇策が、
受給年齢の引上げと人生100年キャンペーン(年金もらわずに働きましょう)と思っています。
じゃ、年金をもらえるのに一切もらわずに死んだ人はボランティア
なのかい?ということになります。
1,複業をする(最低2つ以上の仕事をする)
どれが労働限界年齢まで役立つかわからない。多くの人がしている
ように従業員で勤務するとともにWEBでも活路を開く。
勤務と農業・漁業・林業など1次産業と結びつくことです。
2,健康維持ができること
3,学び続けて世の中の変化に敏感に反応できること
学んでアンテナをシャープにしていないと一早く変化を知ることが
できないと思います。知ることを楽しみに思いましょう。
💛食料
食料不足、食料危機が少しづつひどくなる時代、そして手に入れるため
の価格がどんどん上がってゆく時代です。
私は、1次・2次・3次産業のどれでもいいので、食料が手に入る仕事に
一部でもかかわっておくことが自分自身の身の安全保障になるかと思います。通常でも自宅に水や食料や燃料となるものを災害備蓄しているくらいの
リスクマネジメント力があれば理想的です。
田舎に拠点があって、時折定期的に農業ができるとかをしている方が
増えてきています。精神的にも、とても良いことだと思います。
💛疫病
2年半にわたるコロナ禍は今回で下火になりますが、何年後かにまた同様のことが起こる可能性は100%あると思います。今回の経験値を活かして
どの段階では、何をしておいた方がいいかを判断して、即行動をすればよいと思います。日本もアメリカのような疾病対策センター様のものができると思います。今回のアナログ的協議の進め方はしないと思います。
💛最低生活保証
自分の力ではどうしようもなくなった時には、国の仕組みで、憲法に保証された生きてゆける最低限度の暮らしができる仕組みが必要です。
月に5~6万円位の国民年金だけでは暮らせるはずはありません。また、
生活保護という救済イメージでなく、正当な権利として「生活保障年金」
としての仕組みが必要と思います。
ここの点一つ見ても、国の政治の意識の低さがわかります。
私は、消費税が20%であっても、生活保障・医療費無料・学業無料を
行うのが国家の役目と思っています。
💛健康
健康は、からだの健康とこころの健康の二つです。
できれば、仕事と健康が相乗効果を出してくれる仕事を行うのが理想的と
思います。特に自然と関わる農業・漁業・林業です。
若い人材が必要とされています。
農業も漁業も70代以上が半数になっています。この先大丈夫でない?
■ふたつめ:
今あるものがいつ失われてゆくか予測しがたい
不確実性
💛技術ノウハウ
調理技術者の減少もそうですが、美術品の修復にしても、宮大工さんにしても、伝統工芸品や紙漉きなどの技術やノウハウが消滅してゆく時代です。
事業承継という視点から見ると、毎年、毎月、毎日、今まであった技術資産が消滅しているのです。江戸時代にできたものが、どうしてこれができるか
わからないということが多くあるようです。
後継者がいないことで、すたれてなくなってゆきますから、DXで記録を
残すことも含めて必要なことと思います。
💛インフラ設備
中国でビルや橋の倒壊が起こっていることは、時折ニュースで見ることが
あると思いますが、知っている限りでは、団塊の世代の熟練者が引退して
後継年齢の方たちに、設備の維持管理が任されてきていますが、前任者と
同じ熟練度で同じ人数が担当しているわけでないと「同じ保守管理力」では
ありません。
10年後、20年後、30年後に地震でなくても、インフラの倒壊は起きる時代に
なってゆくと思います。
高速道路の橋の点検にドローンを使うなど新たな対策もあり、重要なところからきちんとカバーすることが必要と思います。
💛遂行力のレベルダウン
市役所や専門窓口の対応者が「よくわかっていない=未熟な人」で
困った経験がある人もある人がいると思います。
経験不足でも、人手が足りないからフロント(窓口)に出すようになった
弊害と思います。熟練もじっくりさせてもらえずに窓口で利用者に文句を
言われると、仕事が面白くなくなり転職してしまいます。
そうすると、後釜がもっと新人で、もっと未熟な人が行うことになります。
不確実性のある時代への対応策として、こんなことを考えてみてください。
決めごと1:焦らない、不確実という言葉に取り込まれない
決めごと2:一番大切なことは小さくまとめて
多くを望まない
決めごと3:自らの変化を感じ取るアンテナを信じて
考えて予測して何をすべきか考える
決めごと4:実行してみる
必ず微調整・変更も含めて完結と思うこと
決めごと5:自分の責任は自分でとる
以上 オードリー7(流石種)でした。
(了)