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#毎日note
息子が急性散在性脳脊髄炎になって倒れた話 その後1
ついに退院することができた長男。
そこから1週間程、自宅でのんびり体力回復をしながら両親どちらかと過ごし、元気に過ごす力を充電した。
日に日に笑顔と口数が増え、倒れる前とほぼ変わらない日々を過ごした。
本人からすると、突然家族と離れ離れになり、見知らぬ場所、見知らぬ人の中で過ごさざるを得なかった3週間。
病気の治療としての大変さはもちろんだが、精神的にもとても辛い日々だっただろう。
まだ
息子が急性散在性脳脊髄炎になって倒れた話33
長男が倒れてから21日目。
この日、主治医やリハビリ担当の医師等からの診察を受け、翌日の退院許可が出た。
長男は前日に母親との面会を満喫した為、この日は父親に目一杯甘えて過ごしたとのことだった。
私と次男も穏やかに2人きりの時間を楽しみ、翌日まで何事もありませんように、と心の中で祈った。
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長男が倒れて22日目。
夜中に急変の電話がくるのでは
息子が急性散在性脳脊髄炎になって倒れた話25
『麻痺が残るかもしれない』
この言葉にショックを受けなかったとは正直言えない。
けれど、目が覚めなかった頃に感じていた不安に比べれば、目標が明確に思えた。
幸い会話に問題は無く、食事も取れるようになってきている。
顔面への麻痺は感じられなかったし、排泄も、ベッドの上ではあったが、オムツでは無く自分のタイミングできちんと出来ていた。
もちろん本人からすれば、今まで出来たことが突然できなくな
息子が急性散在性脳脊髄炎になって倒れた話24
病棟に入ると、ナースステーションからほど近い個室を案内された。
そこにはベビーベッドを大きくしたような、柵で囲われた金属製のベッドに入った長男が居た。
ひどく不安気な長男の様子に、あえて明るく声をかける。
「長男!ママきたよ!長男がいっぱい頑張って元気になってきたから、今日から一般病棟に来られたんだって。やったねぇ!」
私の顔を見ると、ホッとしたのか仏頂面がみるみる泣き顔に変わっていった。
息子が急性散在性脳脊髄炎になって倒れた話23
長男が倒れて10日目の朝。
突然電話が鳴った。
長男の入院している病院からだった。
胸が痛いと思うほどの鼓動を感じながら、急いで電話に出る。
『おはようございます。
昨日からの様子を見て、問題無さそうでしたので、本日一般病棟に移ることになりました。
お立ち会い頂きたいのですが、よろしいでしょうか?』
長男の体調になにかあったのかと思い電話に出た為、真逆の内容に頭がうまく働かなかった。
息子が急性散在性脳脊髄炎になって倒れた話22
カウンセリングを終えて、帰路につく。
あの後、不安に感じていた部分を話し終えると、
入院患者本人へのケアももちろん必要であることや、治療の合間を見ながら本人の気持ちを吐き出す時間を作る予定だと説明してくれた。
ただ、一番安心出来るのはやはり家族との時間だということ、両親からも同じように時間を取ってあげるようアドバイスを受けた。
帰宅後、家族に長男の様子を伝える。
少しずつ、着実に回復して