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【大河の一滴】はたして現代は平和なのか

今この時代のことをはたして「平和」と呼ぶことができるのでしょうか。

人々の科学技術が大きく進化しつつあるこの世界において

過去の惨禍は繰り返されることが少なくなった。

そういった点ではもはや現代は「平和」なのかもしれません。


他にも例えば

過去のように国と国が互いの利益を求めて喧嘩をしていたような戦争は間違いなく減少している。

少し不謹慎なことだが、ここ最近ずっと猛威を奮っているような病原菌の脅威も歴史上の疫病に比べると相対的に低くなっている。

科学技術の発展で遠く離れた人間同士がコミュニケーションをとることができるようになったし

動画や音声、遊園地、遊び道具などの娯楽の幅も大きく広がった。

食料問題に関しても人間は自らの手で作物を栽培することができるようになったし、

最近であれば動物へ手をかけずに、植物のみで肉を再現することもできるようになってきた。


このように進化し続けている現代を

過去の歴史を生き抜いてきた我々の先祖様たちが今の世界を見たら、

ぱっと見、間違いなく「なんて平和な世界なんだ。」と言うに違いない。


でも彼らがもう少し深い我々の生活、世界について知ったとき

おそらくそのコメントは撤回されるだろう。


なにせ、人々の命が今までよりも軽んじられているからだ。


過去の人たちはその日を、たった1日を生き抜くことに命をかけていた。


それに対して今の私たちは何も考えずに、明日を妄想することができるし

簡単に「死ね」とか「死にたい」とかの文言を吐くこともできる。

世界中で、そして特に日本では自殺の件数がとてつもなく高くなっているし

殺人件数に関しても、人類史の視点で見たときには間違いなく高い水準になっている。


「これって、平和なんでしょうか?」


ここでもまた少し不謹慎な発言をしてしまうが

殺人犯と自殺犯の両者が持つ「命の大切さ」は命の扱い方は違えど同じだ。

と、この著書にも記されている。

そして無論、私もそれには同感だ。


SNSや地位などによって常に他人と無意識的に競争してしまうよう現代の世界で

自分の悲観的な面を大袈裟に捉えてしまう結果、

「自分なんて必要ない。」

「あいつは競争するときに邪魔だから消してしまおう。」とか

そういった思考に陥ってしまうんだと思う。


このように、戦争のほど表面的ではないが

それぞれ個人の心の中で勃発している葛藤を、この「大河の一滴」の著者は

「インナー・ウォー(内なる戦争)」と名づけています。

まさに現代の問題は表面的なところにあるのではなくて、それぞれ見えない心の中に潜んでいるということです。


もちろん、最近で言えばコロナウイルスによる被害も大きくなっていますが

今後の未来に向けて、まず最初に優先順位を高く取り組んでいくべき問題は

このそれぞれの「心の中の葛藤」なのではないでしょうか。。。




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