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アブラナ科シリーズ最終回 つぼみ編…のはずが事件発生❗️
冬野菜の多数派、アブラナ科野菜について(このブログでは珍しく)連載してきました。
葉もの、根ものに続いて、最後はつぼみや茎を食べるグループのお話です!(↓この図も今回が最後)
突然ですが、エディブルフラワー(edible flower)っていう言葉をご存じですか? 「食べられる花」という意味で、オードブルとかサラダ、スイーツに添えるカラフルなお花のイメージですね。
アブラナ科の野菜は、菜の花の仲間たちだというお話をしてきましたが、考えてみれば菜の花って、伝統的なエディブルフラワーですよね。
そもそも「菜」とは食用って意味らしい😀
うちの畑では、ナノハナ(ナバナ)は現在作ってないけど、つぼみを食べるアブラナ科野菜としては、ブロッコリーとカリフラワーを栽培してます🥦
↑先日のうちのブロッコリー。暖かい日が続いてる時に、うっかり収穫が遅れると、つぼみが開いて黄色いお花が咲いてしまうことも😅 菜の花の仲間なんだなって分かる姿だね😮
ちなみに、カリフラワーは英語でもcauliflower
ブロッコリーも、broccoliとそのままです。
アメリカ人は、ブロッコリーを茹でずに生で食べることが多いらしいとか。
さてさて、栽培のお話へ。ブロッコリーもカリフラワーも、うちではそんなにたくさん作らないので、種から育てるのではなく苗を買って植えてます。
つぼみが出てきたら、追肥をして土寄せする。あまり手間はかからないそうです。
↑順調に育ったブロッコリー😍 つぼみがぎゅっと集まってます。ちなみにこれは去年の写真。
ブロッコリーとカリフラワーには、茎や葉が伸びたあとに気温が一定まで下がって寒くなると、花芽(はなめ)ができるという性質があります。
「バーナリゼーション(春化)」というらしい。
サーモスタットのように、一定の温度に低下するとパチッとスイッチが入るのかな。厳しい冬の寒さが、春に開花を得るための条件になるなんて、ちょっとロマンチックかも💖
だから、寒くなるとつぼみが出てくるので、それまでにしっかり茎や葉を成長させておくと、立派なつぼみができます。
↑こちらはこの冬の写真です。
てっぺんにできた大きなつぼみの塊。頂花蕾(ちょうからい)といいます。
我が家では「ブロッコリー大王」と呼んでいる。
まずはこれをスパッと切って収穫😲
ブロッコリーが素晴らしいのは、これで終わらないこと。
その後、その下から次々と脇芽のつぼみが出てくる😍
側花蕾(そくからい)といいます。我が家では「ブロッコリー王子」と呼んでいる🤴
これが春先まで延々と大量に採れ続けるので、とても重宝するんです💖
ちなみに、「茎ブロッコリー」といって、初めから小さいつぼみばかりが成って、細い茎ごと食べる品種もあるよね。(スティックセニョールなど)
続いてカリフラワー🌸
何といっても、つぼみの真っ白な姿が魅力💗
ブロッコリーより少し固く詰まった食感で、コリコリした歯ごたえも魅力
ブロッコリーから突然変異🥦⤴️
品種改良を経て、このような姿になったらしい
ブロッコリーと違って、カリフラワーは側花蕾が成長しないので、基本的には頂花蕾を採ったらおしまい!
結構あっけないんです😢
(夫によると、今年初めてお店で「側花蕾もできる!」と書かれた苗を見かけたけど、お値段高めだったそう)
真っ白で立派なつぼみを育てるコツは、
成長してつぼみが現れてきたら、日差しを避けるために周囲の葉っぱで包むんだそうです
紫外線からお肌を守る女性たちみたいね🌸
白のほか、紫とかオレンジもある😀📣
こんなにカラフルなカリフラワーーちゃん💖
当時チアダンスをやってた小さい頃の娘とともに、お馬鹿な写真を撮ってる夫😆
ここまでの立派なカリフラワーの写真は、すべて過去のもの。
実は今年は、、、、、、
初めてのハプニングに遭遇‼️😱😱😱😱😱
事件ですε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘ ガーン❗️❗️❗️
↓現場写真
なんと先日突然、せっかく成長してきたつぼみのほとんどを、何者かに食べられちゃったんです❗️
隣の畑のおじさんによると、「ヌートリア」の仕業に違いないという。
コイツどぅああああああああああ😠💢
とはいえ、夜行性なのでナマで見かけたことはほとんどない😅
巨大なネズミの一種で、外来種らしい。水辺に住んでる生き物だけど、畑のすぐ横を流れる川がいま護岸工事をしてるので、こっちに来たのかも
以前書いたように、アブラナ科野菜は様々な虫たちに大人気なので、ほとんどのアブラナ科はトンネルで囲ってるけど、
カリフラワーはやってなかった~😓
虫害だけでなく、これからは獣害や鳥害の対策もしなきゃいけないかもね😨
食い散らかした野菜はさぞかし美味しかったことでしょう。
追記:ぬあんと😲
隣の畑のおじさんが
罠を仕掛けてヌートリアを
捕獲しました❗️❗️
これは、おじさんが撮った写真です。
体長40センチ以上だって。
確かにネットで見た写真のとおり。
カピバラのような顔にオレンジ色のデカイ歯だ❗️
気を取り直して、
アブラナ科野菜のお料理編👏👏👏
かろうじて少し収穫できたカリフラワーのアーリオオーリオ💖
オリーブオイルとニンニクの香りが美味しい、イタリアンの定番テイスト❗️
ブロッコリーのサラダ。にんじんソースがけ
柔らかめに茹でたブロッコリーに、マヨネーズと、最近ハマっている塩麹(しおこうじ)で味付け。
ふんわり優しい味です🥦
ダイコンのミルフィーユ鍋。見た目も綺麗。味はこれまた柚子を塩麹でつけたもの。旨味がたまらん🤗
そうそう、ついでに麹(こうじ)のお話も😉
塩麹も甘麹も炊飯器でできちゃいます。塩麹は米麹と塩を混ぜて、甘麹は米麹とお粥を混ぜて、それぞれ蓋を開けたまま保温すること12時間。
どちらもお料理の味を引き立ててくれるんだよね。
で、作ったのが、、、、
甘塩麹に鶏肉を3日つけて作った、麹鶏ハム💖レタスと一緒に召し上がれ❣️
やっぱり、美味しい野菜を美味しくいただくのが一番だね。我が家の何よりの健康法です。