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祖父、92歳の教え。

まず始めに、あけましておめでとうございます🎍
2024年になり1回目のnote投稿。
年明けてもう10日経ってた。
年々、時の流れの速さに驚かされている。

先日書いた記事でも同じことを言ったが、
やはり、時間は有限だ。

(そんな話をしている記事は↓コチラから)



さて、今年の始まりは、心の痛いニュースが連日報道されている。
新年を祝う元旦が、ある人には、辛い、苦しい、悲しい日になると思うと、言葉にできない思いが渦巻く。

長い地球の中で私たちが生きている『今』は短く刹那的な時間である事は分かっている。
しかし、『今』を生きる私たちには記憶に残る、残したい、もしくは残ってしまう瞬間がたくさんある。

今年私は、記憶に残したい出来事が、正月にあった。


92歳の祖父の話をしよう

2024年、年が明けた元旦の朝に、福島に住む祖父と電話をした。
私にとっても2024年なんて、なんだか近未来のような感覚になるのに、92歳の祖父にとってはどう感じるのだろうか。

ふと気になって、聞いてみた。

「じいちゃん。今年2024年だって、驚きだねえ」

『そうなのか?じいちゃんは、そういう事は考えないから分からない。
そういうのを気にしないで生きてる方が良いんだ』

それを聞いて、妙に納得した。
時に捕らわれず、自分の時間を生きている祖父はとても格好良いし、可愛らしい。
私も歳を重ねた時、そう思えるだろうか。
そう思えるならば、私が理想としている歳の重ね方なのかもしれない。

あぁ、祖父の家でこたつに入り、近寄ってきたり遠ざかったりする猫たちを眺め、一緒にお茶でも飲みたいかもしれない。

じいちゃん、今年も会いに行くから、待っててね!

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