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近代栄養学が病気をつくる

「近代栄養学」



『アメリカの食料政策』の1つとして急速に日本全土に普及しました



今回は 戦後から広く普及した近代栄養学で日本の食べ物が大きく変化してきたことを中心にお話したいと思います 病気は治った人の話を聞くことが1番早いものです



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ヨーロッパ 主にドイツで誕生発展してきた

「栄養学」

カロリーと栄養素中心の栄養学

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日本では戦後 このドイツ等の栄養学を元にしたアメリカの「栄養学」が一気に広がりました

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間違った今の近代栄養学

💮1日3食にすること
💮朝食は必ず食べること
💮1日30品目は必須
💮牛乳・チーズ・ヨーグルトなど乳製品は体に良い
💮糖質制限はダイエット等になる

💮タンパク質は沢山とった方がよい

などです

これが大きな間違いだったのです

🔴お腹が空いていないなら 3食も食べなくてもよいのです ちなみに私は2食です   3食食べるようになったのは戦後の話です 1日1食が健康への道といっている先生もけっこういます

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元素転換説

ナトリウムをとるからといって体内で 必ずしもナトリウムとして働くわけではないのです 体内で別の元素に転換しているという学説もあるのです 私はこの元素転換を学ぶうちに 肥料をあげないで育つ作物のことや 青汁一杯でも生きていられる人や私のようにお肉などの動物タンパクが嫌いな人などが元気に生きていけることに納得できました🌱

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『栄養バランスよく食べないと』とか『骨を強くするためにカルシウム』などというのは幻想に過ぎないのです


旬の野菜だけを食べている私はその季節にばっかり食いのようになることも多々ありますが昔より健康です ここ最近サプリの乱用で体を壊しているかたが大変多いので、こちらもまた改めて記事にしたいと思います

何のミネラルが足りない足りないと叫ばれていますが 現実は元素転換できるミネラルの無いお野菜やお米を食べていることが大きな問題です

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また次の機会に 元素転換についても ご案内させていただきます

💮過去のnote『腸で血はつくられる』にも少し元素転換のご案内していますのでご興味あれば見てみてください


✳なごやかクリニックの岡田恒良先生の動画はとても分かりやすいとおもいます

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日本の伝統的な和食が健康によいということは 世界でも近年浸透しつつあります 明治時代に 日本人の体力と外国人の体力の差に疑問を持った ドイツ医師エルヴィン フォン ベルツ博士が調査した記録を少しあげてみたいと思います

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ドイツ医師の実験

🔵エルヴィン・フォン・ベルツ( Erwin von Bälz)…【1849-1913】

明治時代に日本に招かれた『お雇い外国人』として日本に滞在したドイツ医者が 馬より人力車を引く日本人のほうが 体力があることに驚き 実験をした話が 残っています

体つきは小さくても お米を食べる日本人は体力があったのです


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『コメ 麦 粟 芋 漬け物 味噌汁 梅干し等の粗食の日本人に 西洋の肉などの食事を食べされたら もっと体力がつく』と思い 人力車の車夫を雇い 実験をしたそうです お肉を食べさせた車夫と 今までの従来の粗食を食べさせる車夫とを 人力車で走らせ 比較したというお話があります 『ベルツの日記』という著書に記されています 実験の結果は西洋の食べ物を食べた車夫は途中で疲労で走れなくなり 元の粗食に戻してほしいということで 戻すとまた走れるようになったという結果です

『西洋の食事は日本人には合わない』
『こんなに母乳が出る民族を見たことがない』

などど日本人には日本食が合うことが書かれています そしてドイツに帰国後 ベルツ医師は ドイツ人に菜食を伝えていたようです

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今の日本

現在 高齢者が元気に動いているのに対して40~50代が病気になるということが日本各地で起こっています

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『逆さ仏』現象が起こっている

親より先に子が死ぬ


10年前 私の叔父は50代でガンになり  抗がん剤をし モルヒネをうちあっという間になくなりました しかしその叔父の母親(私の祖母)は90代で今も元気に生きています

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この戦後から急速に普及した 経済優先の栄養学が日本人の食生活を崩してきたのです

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『近代栄養学』


高たんぱく 高脂質 低糖質‥‥寒冷地の学説

「低たんぱく 低脂質 高糖質」の日本食を大きく変えました

🔵高カロリー・高脂肪・高たんぱく質の   動物食推奨

🔵「良いものはとりすぎることはない」

🔵「肉や牛乳など栄養豊富な食物をバランスよく食べると健康になる」

これが大きな誤りだったのです

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戦後アメリカによる穀物戦略


戦後 小麦と牛乳が過剰に余っていたアメリカは日本へ急速に食の欧米化を進めましたが 食の欧米化を正当化するために 普及されたのものが『栄養学』なのです

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民族の体質 食文化 季節などを無視した『栄養学』で健康になれるわけがないのです

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「一日三十品目」などは おかずを沢山食べさせるという政策の1つです

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今の日本の当たり前である『栄養学』の常識は 欧米食を広めるため急速に広がりました

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戦後の食の改善運動ではパン 肉 卵 牛乳 乳製品等の摂取が勧められてきました

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「キッチンカーでアメリカ小麦料理大宣伝」

日本(厚生省)はアメリカの販売促進【経済復興資金】一部で「キッチンカーなるものをつくり日本全国農村をまわり、栄養士らが小麦粉製品を「栄養指導」といって宣伝を繰り広げていきました。当時大学の先生や学者を使って「米を食べるとバカになる」「太る」「足が短くなる」など根拠のないことをいい始めたわけです 

   💮「米を食うとバカになる」
1958年 林髞たかし著書『頭脳』で発表 慶應大学医学部教授                 ※こんな間違った話を当時の多くの日本人が信じてしまったのです 

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「三大栄養素の摂取は不可欠」

肉・卵を広めるため

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お米のルーツは日本です

世界文明の発祥が日本だというようなことも近年世界でも話題になっています 多くの方の地道な研究のお陰で 様々なことがわかってきているようです また歴史のブログにご案内していけたらと思います

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おすすめの番組

食卓のかげの星条旗~米と小麦の戦後史

この動画はYouTubeではみれなくなりましたがデイリーモーションでみれます     是非見てみてください 戦後アメリカの思惑通りとなった現代の食の真の姿を見ることができると思います


関連著書

 ⚫鈴木 猛夫著書           『「アメリカ小麦戦略』と日本人の食生活』
⚫高嶋光雪著書『戦略 小麦戦略』 上記の番組を作成した方

✳上記の番組を作った高嶋氏の著書は既に絶版になりました その危機意識から鈴木氏が本を出されました

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縄文時代からお米を食べてきた日本ですが

現在は 9割を輸入に頼る小麦がシェアをのばしています

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 アイゼンハワー大統領MSA法改定

(相互安全保障法)

1954年7月

    PL480法案成立させる                             農産物貿易促進援助法  

終戦後 ヨーロッパでも農業復興が進み朝鮮戦争も1953年終結し 大量のアメリカ農産物は行き場を失います 1953年~54年は世界的な小麦の大豊作で 資産だったはずの農産物は政府府が借りる倉庫代で一日2億という膨大な資金がかかっていたようです 

農産物は消費しないと傷むため 早急な措置が必要となります そこで大量の余剰農産物の処理がアメリカの最優先課題となりMSAを改定しました

PL480法案(余剰農産物処理法…正式名称は農業貿易促進援助法 Agriculture Trade Development and Assistance Act)を成立させ余剰農産物処理をさらに強力におし進めるようになります 


 =余剰農産物処理法とも呼ばれている   余った農産物の処理をさらに強力に推し進めるもので、農産物の処理に拍車をかけた

⚫アメリカ農産物をドルではなく その国の通貨で購入でき代金は後払いでよい

⚫その国の政府がアメリカから代金後払いで受け入れた農産物をその国で民間に売却した代金(見返り資金)一部は事前にアメリカと協議のうえ経済復興に使用できる

⚫見返り資金の一部は アメリカがその国での現地調達などの目的の他アメリカ農産物の宣伝 市場開拓費として自由に使える

⚫アメリカ農産物の貧困層への援助 災害救済援助 学校給食への無償贈与も可能

戦争に負けた国は 資金不足でドルがないため 自国の通貨で 購入できました しかも後払いでよいので 民間に売却した代金一部を 経済復興に使えました この条件は 戦後の焼け野の日本にとっても とても魅力的だったのです


アメリカ農産物の宣伝 市場開発費として 日本の学校給食は無償贈与となる

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「学校給食の欧米化推進」

(財)日本学校給食会は 約5735万円の活動資金をアメリカから受け取り学校給食の地方への普及活動費に当てました

全日本パン協同組合連合が後援

このように『栄養学』は日本人の健康のためでなくアメリカの政治戦略の1つとして欧米食化を正当化するための観念でした

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薬局で働いてたときを振り返って

退職することがきまったあたりから    親しくしていた患者さん10人くらいにお薬の危険性を私は訴えはじめました せめても親しくさせていただいた方だけにでも伝えたい そう思ってからの行動でした。

自然栽培のもの なるべく菜食 お肉食べるならゴーバルを選ぶ 市販の肉乳製品卵やめる 砂糖断つ 添加物 人工甘味料避ける お風呂に重曹と海塩入れて毎日30分浸かって 温熱(かけ流し温泉、陶板浴)等さまざまことをなるべく体質や持病 生活環境にあわせアドバイスしていました その結果ほとんどのひとが体調が少しずつ回復し半年後には薬局に来ることが大変減りました 私が退職する前にはお礼にきてくださった方までいました。その時医者が治せない理由は食生活や生活習慣のアドバイスをしないからだと思いました

今思えばよくこんなアドバイスをすることに薬局長も甘くみてくださっていたなと思います ありがたい気持ちです

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論より証拠

薬剤使用量世界No.1の日本ですが この医療費問題の解決になるよう これからも発信していけたらなと思います 病気は治った人の話を沢山きくのが健康への最大の近道だと思います🌱✨🌱✨


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最後に

今の時代だからこそ日本の誇れる食文化をもっと復活させていけたらと思います。

読んでいただける方がいることとてもうれしいです 誰が読まれているのかわからないので最初の頃はどこまでのせてよいものか迷うこともありましたが沢山あるブログの中からこのブログを見つけてくださった 見えないご縁があるのかなと今は深く考えずに投稿できています

最後までありがとうございます