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わが子にガッカリした事など一度もない

「子どもの成長記録」というテーマを発見しました

私の場合は子どもがなかなかの年齢になっていますので、他の方の参考になるかどうか。

希望が持てる

私が知った物事を、おそらく3年遅れでわが子は知っている感覚があります。

「えっ今それ知ったのか」と驚くことはありますが、それでガックリすることはありません。「おお! まだ知るべきことが君にはたくさんあるぞ! まだまだ私から伝えることも残っていそうだ!」とうれしくなります。

たとえば運動会ではなぜか苦手な長距離走のメンバーに選ばれ、案の定周回遅れの二人に入り、その残り1人にも取り残されてダントツのビリになってもガッカリはしませんでした。次の競技のスタンバイをしているみんなを待たせている、という一面はありましたが、「このグラウンドを独占しているじゃん!」という気持ちのほうが強かったです。(親バカ)

長女のほうは、高校を途中で辞めてしまいました。理由は聞きませんでしたし聞いても話はしなかったでしょう。でも、特にがっかりはしませんでした。むしろ、「親の立場の私たちがちゃんと導いてあげられなくて申し訳ない」という思いのほうが強かったです。もっと気楽に通っていれば続いていたんだろう(変にプレッシャーをかけすぎていたんだろう)と思っています。

そのうえ、家出。毎日毎日プレッシャーをかけていた環境から逃げたのですが、当然の反応だと感じます。むしろそういう選択をした長女に「よく頑張って耐えてきた。そして自分で家を出るという道をよく選んだ」と思いました。私がなんの助け舟も出してあげられなかったので。

今は離れたところで結婚をして、旦那さんと暮らしています。やっと安寧の地を得られたのだろうと思います。

これは私が男親だからかもしれません。女性からすれば「そんな悠長な事言ってるから男とは話が合わないんだ」と思うかもしれません(実際そう言われています)。

思うこと

共通しているのは、
「期待しない」「距離をつめすぎない」という事です。

多少は期待していますが、あまり口に出して言うこともありません。
浮き沈みの起こる出来事は、子どもにはたくさんありますが、受け取る側(私)はなるべく「淡々と」受けとめるように思っています。ただ、うれしい事は共に喜びたいと思っています。

期待をしすぎるから、そのぶんガッカリもすると思うのです。
「自分で育ててきたんだから、期待したっていいんじゃないのか」
という声もありそうです。が、所詮「自分の子」です。自分は特段の実績も出したわけじゃありませんし。

でも、期待はしています。「ゼロ」ってわけではない。
何もしていないのに、イベントに参加しただけで後日新聞の1面にドーンと写真が載った事もあります。
なので「持っている」子ではないか、と思う事もあります。
私よりよほどくじ運もいいですし。
このあたりはなかなか言葉にしづらい部分です。


#子どもの成長記録

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