「ポンコツ」ではないと思います
最初から最後までこれが変わりません。
「笑いあり」という「触れ込み」なのですが(筆者や担当者には大変申し訳ないのですが)気持ちが重くなる1冊でした。なぜなら、
私がこの状況に近いから。
そして、
将来これが100%自分にも来るかもしれない、と思ったから。
文中によく出てくるのが、家族間での会話のすれ違いと、口論している間に論点がズレていくところ。
これ、ウチと同じです。すごく徒労感があります。
「なにで揉めてたんだっけ?」を思い出す作業を毎回繰り返すと、つらくなってきます。
にしおかさんは「ありのまま」を書いています。が、私は書き留めたくない。一刻も早く「忘れたい」派。
だからいつまでも解決しないのかもしれないけれど。。。
ともかく、こんな環境で生活しているにしおかさんを尊敬します。
「彼女に比べればウチなんて」と思う方はたくさんいるかもしれません。私もそう思うひとりです。
もうひとつ思います。
「介護や介助をする側」もケアする世の中になってほしいなぁと。
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。