ある1日から感じた事(後編)ダメ役所とダメ親父
会社を休み1日を使ってあれこれやってきた、という話についての「後編」です。前編(1日の概要)はこちらです。
①(市役所の中でうろうろした話)については「前編」で書きました
②市役所の「空振り」
印鑑証明が必要なため、地元の役所へ。閉館間際、「何とか間に合った」と思ったのに、
「カードがなければダメです。すみません」
と。
あるいはマイナンバーカードを持ってなければダメと(マイナンバーカードは持たぬ主義です)。
どっちもないため、取得ができませんでした。
上記2つは私の落ち度(?)なので仕方ないのですが、問題は、役所が8時半から午後5時までしか空いていないこと。
普通のサラリーマンじゃどうやっても窓口に行けない時間ですよ。
この街、以前は、印鑑登録などを自動で出してくれる機械が設置されていました。夜遅くても利用できるので、帰宅途中のサラリーマンにとっても結構便利でした。
昨年、撤去されました。
お隣の街では、駅前に役所の出張所みたいなのがあって、そこは夜も空いてます。この街に本籍地があるため、私はこの出張所に夜間に行き、利用ができました。とても助かりました。それに比べてこの街は……
この街は長年革新系の市長が務めています。サービス行き渡らないのはそのせい? と思ってしまいました。ちなみにお隣の街の市長はずっと保守系の方です。結構テレビにも出てます。これだけで判断はできませんが、「保守と革新、逆じゃね?」と思うことがちょいちょいあります。
③あなたのコピー機じゃない!
たくさんあった用事が、やっと終わりを迎えつつありました。長くたくさんの用事を終えようとしたところで思わぬ事態が待っていました。
「スマホに入っている画像を、紙に出力し、その紙を郵送する」というミッションがありました。
スーパーやコンビニに行けば、できます。
よく行くスーパーに置いてある出力機のアプリはすでにダウンロードしていたので、いつものスーパーへ行きました。
コピーをしているオッサンがいました。
コーヒーを飲んでメールなどを送ったりして、10数分後に戻ってみたら、
まだコピーを取っている様子でした。
仕方がないので、スーパーで買い物を済ませ、
「あとやる事はこれだけ」
という状態になって、コピー機に戻ったら、
まだ続けていました。
隣にコピー機もあるので、そっちで続きをやってもらうか、私の用事が終わる5分ほど待機してほしいなぁと思い、てかもう用事を済ませて帰宅したかったので、声をかけました。
私「コピーだったら隣でも出来ますよ」
オ「私はここでコピーをしている。隣でやってくれ」
私「私はコピーをしたいんじゃないです。この機械でないとできないことです。隣の機械じゃダメないんです」
オ「そんなのあんたの都合だろ。こっちはここでコピーしているんだ」
私「それはコピーですよね。隣でできますよ」
オ「そんなことは知らない」
黙々とコピーを続けております。何かの楽譜をコピーしているようでした。
クレームを言いに、サービスカウンターに行きましたが、「他にプリントアウトが出来る機械が店内にあれば、それを利用する手もある」と思い直し、尋ねてみました。
お店の隅っこにありました。
新たなアプリをインストールしました。時間がかかりました。
しかし、10分ほど格闘してもうまく出来ません。
再びお店の真ん中にあるサービスカウンターに戻ってヘルプを要請。
あのコピー機を見たら、まだオッサンがコピーをしている。
「あなたのコピー機じゃないよ! と文句言ってくれ」と店員さんに言うものの、「なかなかそういうわけには。。。」
と、煮え切らない店員さん。まぁ私が店員さんに文句を言うのも筋違いだし。
やり方を教えてもらうため、店員さんと、お店の隅にある機械まで行って二人で5分ほど格闘。
ようやく解決策を発見し、作業終了。
たった1枚のプリントアウトのために随分な時間を使った気がしました。
ひと言、あのオッサンに何か言い残したかったし、言うべきだったのかもしれませんが、元来気の小さい性格ですし、喧嘩しても気持ちがいいものではないので、やめておきました。ただ、次にやっていたら、さすがに言わせてもらいます(もうないとは思いますが)。
コピー機にはりついていたオッサンは、自分の親の年代に見えました。
なんとなく感じます。一度セッティングをしたもの、一旦離れてしまうと又イチからセッティングするのが大変なんだろうなぁと。
それでも、数時間、機械を占拠するのはちょっと違うのではないの?
いい学びを得られた1日でした。