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気づかぬ事に気づいたうれしさ


皆さまこんにちは。

車の運転は、比較的好きです。
自分の力でない力を使って遠くまで行けるうえ、家族や知人も喜びを共有してもらえるからです。

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ただ、荒い運転は嫌いです。
父がそうでした。後ろからあおられるようなことがあっても逆にゆっくり走る。路肩が広いところがあればサッとよけて後ろの車に譲ります。「急ぎたい人は急がせておけばいいんだ」と言って。
そういう姿を見ているので、私もムリな運転をしないほうだと思っています(同乗者がそう思っているかは分かりません)。


ある高級車の体験

ある方の文章のなかで、高級車に乗っている方が荒い運転をしていた、という話が書かれているのを読みました。
高級車、というのはそれだけで目立ちますし、エンジン音も独特ですからなおさら目立ちます。注目を集める存在となっているだけに、特に運転には注意が必要なのかもしれません。
ですがある日のこと。真っ赤なフェラーリが私の隣に来ました。そのフォルムに目を輝かせていた我が子がジーッとそのフェラーリを見つめていると、運転していた30〜40代の女性が笑顔でわが子に手を振ってくれたのです。
それだけのことです。それだけのことかもしれませんが、私も我が子も目が輝きました。私は、
「フェラーリに乗っている人はいい人だ!」
と確定。「男って単純」って思いましたか? 世の女性の皆さま。

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運転での「変な?」こだわり

停車する時、極力やわらかくブレーキを踏むことです。
強く踏むと同乗者の体が前のめりになります。そうならぬよう、そして、最後の、スピードメーターがゼロになるところでブレーキの踏み方を浅くして、乗っている人の体が「コン」とならないようにしています。
「コン」が頻繁だと心地いいとは言えません。タクシーに乗った時にそれを体感していたので、自分でも気をつけています。
でもそれは、同乗者には簡単に気づいてはくれません。「不快感がない」は簡単には気づかないものです。
「ん〜気づいてくれないかなぁ」と思いながらしばらく経ち、自分でもそれを意識しなくなっていました。「当たり前」の状況になっていました。
そんなある日、我が子が言いました。
「ブレーキの踏み方、やさしいね」
心の中でガッツポーズしました。「よく気づいた!」

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最後までお読みくださいましてありがとうございました。
(写真・イラストはすべて「写真AC」のサイトから使わせていただきました)

#習慣にしていること

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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。