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中国インターネット研究所

目覚ましい勢いで成長する中国のインターネット。 中国インターネットと小売の「今」を理解できる情報を発信していきます。 A:中国小売最前線 AlibabaとTencentを中心…
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#インターネット

中国のライブコマースを考える(第二回)~TaobaoLiveのDAUは?まだ伸びるのか?~

中国のライブコマースを考える(第二回)~TaobaoLiveのDAUは?まだ伸びるのか?~

中国のインターネットが分かるノートということで、1~2月の頻度で1つテーマを決め、それを解説しています。

今回のテーマは日本でも注目を集める「中国のライブコマース」。中国ではどれくらいの規模感なのか、今後も成長するのかを定量的に公開されているデータを中心にまとめながら、各社の動向を踏まえ業界がどういう方向に向かうかをまとめてみようと思います。

それぞれ1000~1500文字数です。

(第一回

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中国のライブコマースを考える~可処分所得の争奪戦~(第一回)

中国のライブコマースを考える~可処分所得の争奪戦~(第一回)

2016年は日本でも多数のプレーヤーがライブコマースに参入しました。「中国すごい現象」と共に中国のライブコマースも注目されましたが、今後どのようになっていくのかを何回かに分けて考えてみようと思います。

目次(変わる可能性大いにあり)

それぞれ1000~1500文字数です。

(第一回-今回)ライブとショートムービーとの融合

〜可処分時間の奪い合いと、ライブコマースによるCVR上昇の限界〜

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1.7億ドルを調達した中国最大のマンガアプリ「快看(Kuaikan)漫画」の主要KPIと戦略

1.7億ドルを調達した中国最大のマンガアプリ「快看(Kuaikan)漫画」の主要KPIと戦略

マンガアプリの「快看(Kuaikan)漫画」がシリーズDで1.7億ドルを調達した。

公開レポートや「快看(Kuaikan)漫画」が発表したKPIを紹介した上で、巨額の資金をどこに投じるのか、「快看(Kuaikan)漫画」の戦略サマリーを掲載する。

おまけとして、実際にどんな漫画が読まれているかも簡単に紹介する。

主要KPI

設立は2014年12月。

・快看(Kuaikan)漫画の2017

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[要約]WeChatのmini programはどれだけ、どんなアプリが使われているのか?

[要約]WeChatのmini programはどれだけ、どんなアプリが使われているのか?

WeChatのミニプログラム。

アプリビジネスに携わる人で知らない人はいないと思うが、現時点で、どれだけのユーザーにどのようなアプリが使われているかの要点をまとめる。

2017年8月時点でなんと1.5億人のユーザーがミニプログラムを使用している。(使用数であり、DAUなどではない。)

使用ユーザーの年齢分布を見ると、24歳以下が半分を占めている。

35歳以下を含めると、91.5%であり、若

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【11/27】エレベーター広告マッチングのプラットフォームが資金調達 #中国インターネットの今

【11/27】エレベーター広告マッチングのプラットフォームが資金調達 #中国インターネットの今

「#中国インターネットの今」では、毎週ニュースを4~5本ピックアップし、中国のインターネットと消費社会の現状と趨勢を考察していきます。

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シリーズDで10億元を調達した中国No.1ゲーム実況中継の斗鱼(Douyu)とは?~中国ライブ業界レポートから~

中国No.1のゲーム実況中継として有名な斗鱼(Douyu)が11月20日にシリーズDで10億元(170億円)を調達したと発表した。

時価総額は100億元(1700億円)を超えると言われる。

タイトルでは斗鱼(Douyu)をゲーム実況中継と紹介したが、現在は全く違う形になっている。ゲームの実況中継というバーティカルから当初はスタートしたが、現在はご飯、美女、経済ニュース、金融などありとあらゆる領

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