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12/13  親への気持ち。許さなくていい、消さなくていい。

あーでもないこーでもないと過去のことをなげいては、親やきょうだいと距離を置いている私は、最近少しずつ、気持ちに変化がある。


それは、

嫌だったことは許さなくていいまま、幸せだった過去もちゃんとあったことも今に付け足していきたい

という気持ちになってきたこと。


父親や母親が、私のことを大切に可愛い我が子として育てていたことは、もちろん理解している。

それを先に理解しすぎて我慢をした子供だったところに今の齟齬があるような気がする。
嫌だったことは嫌だったとはっきり言えた今は、嫌だった以外のちゃんとあった愛情の過去も、もう一度見つめ直してみようかな、、、というふわりとした気持ちが出てきている。

カウンセラーさんの根気強い「ゆるさなくていい、嫌だった気持ちを消さなくていい」という傾聴の態度に、私の過去への思いは徐々に自分の中で整理されているのだと思う。

あきらめとも降伏とも、割り切りとも切り捨てとも違う、何とも言えない気持ちの整理のされ方で、

ただただ愛されてもいた

という平熱でフラットな付け足し感が、今の私には心地よい過去への執着の仕方だと思う。




とても不器用な親だった。
子供の過度な我慢に気付かないような。

そしてそれは、今の私と同じ。

ただただ我が子を愛し、
不器用に育てている私と。






嫌だった気持ちを消さなくていい、
許さなくていい。

愛されていたことを、ただ付け足すだけ。



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