「ちいさな積み重ね」
ひとつひとつの業務に対して、誠実に。
今日も今日とて、定時で帰るという目標は幻となった。
けれど、働く上でとても大切なことを改めて学べる瞬間があった。
わたしは、良くも悪くもお人好し…というか困っている人がいれば何かしら手を差し伸べたいと思ってしまうようだ。
仕事に対して誠実で情熱を持たれている方から依頼されると、できる限り対応しようと思う方だ。
そういう考え方は、ある意味でわたし自身を苦しめることになるのかもしれない。
けれど、利己的な部分を貫き通すことはわがままだと思う。
なので、手伝える範囲で手伝っていたらとても胸を打つ言葉を聞くことができた。
(こんな感じのことを仰った。)
笑顔が素敵で、長く働かれていて、とても店舗に対する情熱を持たれている方の言葉に…わたしはこういう素敵な人生の先輩でありはつらつと仕事をされる方に出会えて良かったと思えた。
わたしはわたしで、そんな素敵な言葉を仰った方にある言葉を烏滸がましいかも?と思いながら返してみた。
その時に感じた本音だし、心温まる言葉や素敵な言葉を発する方には同じように返したいものだ。
疲れがあったとしても、そんな瞬間があったことでわたし自身ささくれたこころが少しだけ穏やかになった。
素敵な笑顔と言葉で、自然とわたしもそうなることができて良い時間を久々に会社で感じられた。
やっはり、わたしは今の部署の業務が楽しくて好きなんだろうな…。
目の前にある仕事に対して、ひとつひとつ誠実であること。
そのひとつひとつの積み重ねは、やがて大きな「愛」につながるのかもしれない。
仕事に対して情熱と誠意を持った方々との出会いは、いつかわたしの「糧」になる。