「成長してる」
自分が見えている自分と、他者から見えている自分との、乖離。
成長、ってなんなんだ?
思春期だと、身体的な成長(所謂、目に見える)は分かるけれど。
わたし自身、そんな年齢ではないので身体的な成長(?)となれば、老化現象だと思っている。
しかし、最近よく
と言われる機会があった。
確かに、出会った時期は違えど言われた方々からしてみればそう見えているのだろう。
けれど、どの辺りが???と感じてしまうことも事実。
考え方が変わっているわけじゃない。
超絶ネガティブ思考だし、希死念慮くんだってカジュアルに「死のうよ?飛んじゃお?」って言ってくるのは変わらない。
人との関わりも基本はしたくない、減らしたい方だし、人との摩擦が増えて疲れることをしたくない。
加えて、わたしは異性から愛されることもないから今後生きるという選択をするならそのことを完全に諦めないとという気持ちも強くある。
わたしが余計なことで傷付くことは、最も避けること。
最低限のことだけやって生きていけばいいと常に思っている。
けれど周りは、わたしに成長していると言う。
わたしのこころのなかは、全く成長していないよ。
ただ、そう見えるのであれば、それは上辺だけだと思う。
あんまりよく言われすぎると、なぜだか疑いたくなる。
「その言葉は、本心ですか?」
「こころから出た言葉ですか?」
人から裏切られ続けると、全てに対して疑う気持ちは強い。
そして、こういう言葉ひとつ取り上げても、改めて自己評価と他者評価への隔たりが大きいと感じる。
褒められることは、確かに嬉しい。
けれど、その裏に申し訳なさとプレッシャーも感じてしまう。
わたしは、他人が思うほど良い人ではない。