「薬食同源」ってなんだ?#0016
5月だというのに、真夏日があったり、気温急降下だったりと、体調管理がむつかしいですね。
冷たい物をたくさん一気にとっていませんか?
常温のものをすこしづつ。
梅雨も近いですし、胃腸に負担の少ない飲み方や食べ方を心がけたいです。
今日は「薬食同源」についてです。
先日、「薬膳」は「五性」「五味」を体の状態や季節に合わせてとっていくというお話をしました。
「薬食同源」ってなんだ?
病気を治療するための薬と、食事は、根源が同じであり、食べることは治療にも通じるという考え方のことです。
人はそれぞれ違った体質をもっています。
その体質をふまえ、さらに場所や気候にあったものを食べて、体を整えようというのが「食養生」「薬膳」です。
旬のもの
場所や気候(土地や天気)といえば、やはり「旬のもの」です。
「旬のもの」は天の気と地の気がぎっしり入っている感じしますね。
好きなもの・美しい物は、自分を活性化してくれます。
自分が欲しているものを知ることは、体調のバランスのめやすとなります。
胃腸に負担をかけない食べ方
自分が欲してるもの!と言いましたが、まずは、食べちゃいけないものを先にやめてみるのも大切です。
例えば、血が少ない血虚さんは辛い物、舌にべったり苔がある痰湿さんは甘い物や脂っこいものは、控えた方がいいです。
そして、食べたくないときは、ムリに食べなくても大丈夫です。
胃腸に負担をかけない食べ方を心がけてみましょう。
飽食の時代!体も、自分も、喜ぶものを選んでとっていきたいですね。
体質や五性五味や季節の養生などが、頭巡らせなくても感覚で分かって、自分の欲するものを摂取して元気が保てたらサイコーだなぁ~
と妄想しながら、今日も本を開いておりますww