スマホもいいけどパソコンもね
5年ぶりにパソコンを買い替えました。
大半の作業がスマホやタブレットでできるようになったとは言え、やっぱり事務作業を素早く終わらせたり、ちょっと考えながらの作業はパソコンがやりやすいんですよね。
noteの記事を書く作業ひとつ取っても、なぜか書き始めはスマホだとなかなか進まないんです。画面のサイズの問題なのか、キーボードの有無なのかなんなのか。
今まで使っていたiMac2019年モデル。そろそろ少し重めの作業をするだけでファンが回るようになってきたり、一部対応していない機能も出てきたのでよきタイミングです。
ちょうどモデルチェンジ直前のものなので、デザインもレトロ感すら醸しています。
どのMacにするか迷った
買い替えにあたって、次もiMacにするか、MacBookにするか、Mac miniにするか迷いました。
価格は、Mac miniにする場合に必要になるモニターも含めればどれも同じくらい。スペックとのバランスで若干のコスパの差はありますが、僕の用途(一番重い作業でも簡単な動画編集くらい)ではどれを選んでも大差なさそう。
また一体型のiMacにすれば楽だしなにより見た目が好み。でも付属のApple純正のキーボードやマウスはどうせ使わないので無駄になるし、拡張性の少なさや画面サイズもちょっと小さめの24インチなので、う〜ん...
MacBookはノート型で省スペースだし移動しても使えるけど、出先やリビングで仕事する時はiPadで事足りるしなあ…
と言うことでMac miniになりました
それにしても最近のパソコンとかスマホの移行は簡単です。すぐに全く同じ環境になるので新しくなった感動が薄いのは良いところでもあり物足りなくもあり。
そして、モニター選びでまた悩むことに。
もともとのiMacのモニターは5K・27インチと、かなり高精細で綺麗でした。
「どのモニターも決してiMacと比べてはいけない」と言う古い言い伝えがありますが本当ですね。
よく考えたら今までパソコンは一体型かノートしか使ったことがなく、モニターに関する知識を持たないままここまで来てしまった洗礼を受け、モニターのことを一から調べました。「4K、IPS液晶、27インチ、リフレッシュレート60hz、HDMI端子2つ以上」を条件として散々悩み、色の再現度が高く価格もそこそこなこちらのモニターにしました。
発色は良い感じです。ただやっぱりiMacと比べると文字のくっきり感は今ひとつで、4Kでも若干ぼやけた感じはします。少しだけ視力が落ちたような感覚はいまだに慣れません。
画質を求めるなら素直にAppleのStudio Displayを買えば良いんでしょうが、さすがに価格が...
せっかくなので元々ゲーム用に持っていたモバイルモニターを縦置きにして、デュアルモニター仕様にしました。
Mac miniのあれこれ
とにかく本体がコンパクトで、この中に全部入っている感じが良いです。
iMacは画面が本体で本体が画面なので、どこがパソコン本体なのかの感覚は希薄でした。Mac miniの「この箱が働いてます!」という感覚は結構新鮮で、小さいのにパワフルに動作することも相まってちょっと可愛く思えてきます。
モニター×2、キーボード、外付けSSD、オーディオインターフェイス、間接照明などいろいろ繋ぐのでUSB端子が足りないかもと懸念していましたが、モニター側の端子をハブとして使えるので、今のところ増設する必要はなさそう。
モニターは高さ調整できるのが良いです。iMacって高さが固定で、僕のデスクだとちょっと目線が高かったんですよね。こうなると次はモニターアームが欲しくなってきます。
使っているオーディオインターフェイスとの相性が悪いのか、長時間のスリープから戻ると接続が切れているのは今後の課題。ケーブルを抜き差しすると再接続されるのですが、ここにスピーカーを繋いでいるので毎回ケーブルを抜き差しするのは地味にめんどう。
他にはスリープ時にキーボードを押してからモニターが映るまでに若干のタイムラグがあるとか(これはモニターの問題かもしれない)やっぱりiMacのシームレスな感じとの違いはありますね。
Mac miniのようなセパレートタイプ(と言うかこれが本来のパソコンの形ですが)はそういった、「このケーブルでここに繋がってる」とか「この電力はここを経由して供給されてる」みたいなことを、使っている最中にもけっこう意識する気がします。もしかするとスマホとパソコンの違いもこのあたりかもしれない。
Mac miniは「好きなモニターが選べるiMac」くらいの感覚で考えていましたが、実際使ってみると思ったよりもその体験はiMacとは違ったものでした。